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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

684適当:2013/04/20(土) 11:23:48 ID:eUXtx3Qk
「わ…私は、何も言っていないぞ。言っていない。言っているハズがないんだ。」

“ふっ、カワイイところあるじゃないか。”俺は、彼女が素直にならない様を見届け、彼女の意見を尊重し、受け入れた。

「ああ、そうだな。ソルは、何も言っていない。」
「そ…、気安く私の名前を呼ぶな!!」

“は?ここは、照れる所じゃないだろう?”俺は、彼女が気にする必要の無い所を気にしている理由を、彼を手招き、耳打ちして訊ねた。

「レオ…だったよな?」
「はい。」
「何で、ソルは照れているんだ?ソルは、俺の事が嫌いなハズだろう。」

俺が理由を訊ねると、彼は耳打ちして俺に答えを告げた。

「きっと、ピカチュウさんにほれているんですよ。」
「俺に?」
「はい。悔(くや)しいですけど、ピカチュウさんの方が俺よりも雄っぽいと思います。師匠は、俺に雄らしくなって欲しいって思っているので、雄らしいピカチュウさんに…もしかしたら、ほれてるのかもしれませんよ?」

“気に入っているから…か。あっはっは、ツンデレというヤツか。”俺は、彼が告げた理由に納得し、彼へ“わかった。もういいぞ。”と告げ、彼に自分と距離を取らせた。彼に距離を取らせた後、俺は彼女を見て無意識に、何かを企むような悪い笑みを浮かべてしまっていたので、彼女は理由(ワケ)が分からず、“はぁ?”と俺に表情で言い放って来た。“笑うつもりは無かったが、笑っているのかもな。”俺は、彼女の表情を見て、偽りの咳(せき)をつき、表情を通常の状態へと戻した。俺の表情の変化を見た彼女も、俺と同じように偽りと思われる咳(せき)をつき、俺と彼へ取るべき行為を言い放ち、彼へ指示を出した。

「ゴホン…。さて、レオ、それからお前。ご飯にするぞ。レオ、隠してある木の実を持って来てくれるか?」
「はい、わかりました師匠。」

彼は、彼女の指示に従い、洞窟の奥へと歩を進め、彼女の指定した物をくわえて、俺と彼女が待つ場所へ持ち込み、また洞窟の奥へと歩を進め、彼女の指定した物をくわえて、俺と彼女が待つ場所へ持ち込む…という作業を繰り返した。最後の二つの赤い木の実をくわえて、俺と彼女が待つ場所へ持ち込み終えた後、彼は“どうぞ、食べて下さい。”と俺に笑顔を向け、食事の許可を出した。


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