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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

682適当:2013/04/20(土) 11:14:34 ID:eUXtx3Qk
「むぅ〜、女の子は余計です。」
「気づかないのか?それが、雌っぽいって…」
「雌っぽくありません。いいから、教えて下さい。どんなグラエナがいるのかを。」

彼は、俺の意見を抑え込むように、否定の意思を示し、俺へ再度、先程と同じ質問を繰り返して来た。“やっぱり、雌っぽいが、もう言わないでおくか。”俺は、彼の意見を尊重し、彼の怒りを消し去るように、素直な笑みを浮かべ彼へ語った。

「おもしろいぞ〜。顔に、前足で鼻に人差し指、右と左のほっぺたには、親指と中指を当てて、“実に面白い。やってみよう。”とか言うヤツがいるんだ。こうやってな。」

俺は、彼へ語り終えた後、彼に語った、彼が気になる雄の仕草を彼に提示した。俺が、彼に見せた、彼が気になる雄の仕草とは、鼻の指を中心とした、フレミングの法則を用いた仕草である。当然、彼は知るはずもない。だが、彼は俺の行動に疑問を抱く事なく、目を輝かせて、俺へ感想をぶつけて来た。

「うわぁ〜、カッコイイですねぇ〜!!」
「じゃあ、君もやってみろ。俺に、雌っぽいとか言われて悔しいだろう?」
「悔しくなんか、ありませんけど、やってみます。こうですか?」

彼は、俺に反論を行い、俺が薦(すす)めた行動を聞き入れ、その場に腰を下ろし、俺が先程彼に見せた仕草を行った。“う〜ん、なんかイマイチだな…。コイツをもっと格好良く出来ないだろうか。”彼が自分の真似をして行った仕草に、ほんの少し不満を抱き、俺は彼に指摘した。

「もっと、カッコよく出来ないか?」
「もっと…ですか?」
「キリッとした感じでやってみてくれないか。今の君よりもはるかに、雄らしくなると思うんだが。」

彼は、俺の提案を受け入れ、眉間(みけん)を寄せて目を鋭くし、先程、俺が見せた仕草を行って来た。“うぉ!!コイツ…さっきとはまるで違うな。”彼の表情と彼の行った動作が調和し合い、彼が、俺が頭の中に残る記憶から取り出し、実践(じっせん)した仕草を行う時の、雄らしい雄の雰囲気をまとっている様を見て、俺は表情に驚きと、圧倒された事を示してしまっていた。彼は、俺の表情を見て、仕草を止め、得意気な表情で俺に感想を訊ねて来た。

「ふふん、どうですか?これでも、女の子っぽいですか?」
「俺の顔を見てわかるだろう?」
「わかりません。ちゃあ〜んと、言ってくれなくちゃダメですよ?」


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