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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

678適当:2013/04/20(土) 10:54:44 ID:eUXtx3Qk
“師匠?もしかして、あの隣にいたソルって名前の雌(ヤツ)か?”俺は、彼が嬉しげに語って来た内容に、疑問を抱きつつも、彼の正体が最初に気になり、彼へ正体を訊ねた。

「ふっ、そうか。ところで…君は、どんな種族なんだ?」

俺の質問を受けた彼は、いたずら気な微笑みに表情を変え、俺に訊き返した。

「あはは、どんな種族だと思います?」
「どんな種族か…。くんくん…。まぁ、君から感じられる匂いは、グラエナだからグラエナだと思うが。」

彼の質問を受けた後、俺は鼻を動かして、彼から感じ取った匂いから、過去の記憶をもとに、彼へ自分の推測を告げた。彼は、目を見開いて驚いた表情を浮かべて、興奮した様子で俺に、“正解である”と伝えた。

「すごいです!!あってますよ!!犬系のポケモンじゃないのに、どうしてわかるんですかぁ?」
「ネズミだからな。ネズミは、鼻が利いて当たり前じゃないか。」

俺が、彼の正体を的中させた理由を告げても、彼はそのままの態度よりも、更に驚く態度を強め、俺の理由を“それは、違う。”と否定するような返事を行って来た。

「ええ!?でも、俺と師匠は一度、女の子のピカチュウを助けた事があるんです。」
「そうか、それで?」
「そのピカチュウは、俺がどんな種族かまではわからなかったですよ!!」
「は?それは、ないだろう。」

“ネズミなのに、ありえないな。”俺は、彼の言葉を信じず、首を傾げて彼の言葉を否定したが、彼は、俺の意見を受け入れず、首を激しく左右へ振って、否定の意思を示した。

「いえいえ!!本当ですよ!!俺と師匠は、その女の子を助けた後、その女の子に、“ありがとう。アブソルさんと…えっと、誰?”って言われちゃいましたもん!!」
「え?」
「だから、ピカチュウさんはすごいです。強さだけじゃなくて鼻も利くんですね。」

“え?ええ!?そんなもの…なのか?”俺は、彼の語る内容が自分の知っている常識に当てはまらない事に、驚き、呆気にとられてしまった。呆気にとられつつも、俺は彼の意見を受け入れた。

「あっ…そうなのか…。ピカチュウって鼻が利くと思ったんだが…。」
「あはは、コラッタにはさすがに見破られちゃいました。“白いけど、グラエナだよね?”って。」

俺は、彼の返事を聞いて、うなずきつつ自分の既知(きち)の情報を改めた。


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