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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

677適当:2013/04/20(土) 10:50:44 ID:eUXtx3Qk
西の森の小さな洞窟

俺は、自分の意志以外での強制された眠りから目を覚ました。俺が目が覚めた場所は、真っ暗だった。真っ暗い中に、ほんの少しだけ明るい空間が存在するように、月の光が差し込んでいた。“暗いな。ここは、どこなんだ?”俺は、自分の体から光を放つ技を行い、辺りを照らし、月の光が差し込む方向へと歩を進めた。“あっ、君は…。”歩を進め終えると、昼前に会った、真っ白な色をした犬獣(犬型のポケモン)と思われる彼がいた。彼は、俺の足音に気づき、俺の方へと振り返った。彼は、俺に笑顔を向け、俺の安否を確認した。

「あっ、ピカチュウさん気がつきましたか?」

“もしかして、コイツに助けられたんだよな…。”俺は、彼に返事を返し、感謝の言葉を告げた。

「ああ。君達に助けられたようだな。助けてくれてありがとう。感謝する。なんと、お礼をすればいいか…。」

俺の返事を受けると、彼は俺を安心させるような笑顔を保ち続け、謙虚(けんきょ)な態度を示した。

「お礼なんていいですよ。それより、俺の方がピカチュウさんにお礼したいくらいです。」
「お礼?俺は、君に何かした覚えは無いんだが…。」

俺は、彼の返事の意図(いと)が理解出来ず、首を傾げて彼へ“何もしていない。”と告げた。彼は、首を左右に振る否定の意思を見せ、笑顔を保ち続けて、俺へ自分の言葉の真意を伝えて来た。

「いいえ、しましたよ。俺に、あんなにスゴい闘いを見せてくれたじゃないですかぁ!!」
「すごい…闘い?」
「リザード達と闘った時の事です。あれは、スゴかったですよ!!あんな闘い方をするピカチュウは、初めて見ましたぁ!!」

俺が、彼に彼の告げる内容が何を指すかを訊ねると、彼は興奮した様子で、俺に返答を行って来た。“そうか、見ていたのか。でも、言われると何か照れるな…。”俺は、彼の言葉を受けて、後頭部に手を回し、嬉しそうな表情で返事を返した。

「あ…あっはっは。そうか、見られていたのか。」
「はい。どうして、あんなに強いんですか?俺、ピカチュウさんに憧れちゃいましたよ!!」
「いや、俺はただ自分の身を守ろうと必死に闘っただけだ。相手をなめちゃ、いけないからな。」
「うわぁ〜!!やっぱり、強い雄は違いますね!!何か…師匠に言われてるみたいで、すごい説得力があります。」


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