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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

659適当:2013/04/19(金) 20:28:25 ID:g4r8f.Hg
「お前達に何を言われようが、SVD(こいつ)をやるワケにはいかない。さて、もういいか?いい加減俺を…」
「逃がすと思っているのかい?」

黒猫の彼女は、俺の発言を抑止するように、俺へ“逃がさない”と主張して来た。俺は、彼女に“もういいだろう?いい加減にしてくれ。君達と喋っているヒマなんて無い。”と告げ、その場を立ち去ろうとした。だが、俺が6歩程歩いた所で、彼女達と彼達の6匹に囲まれ、俺は、立ち去るという行動を阻止された。俺の行く手を阻んだ内の1匹である、尻尾に火を灯した彼が、口にしたを当て、口周りを小回りさせ、俺へ脅しをかけた。

「これでも、渡さねぇのか?」
「ああ。俺は、SVD(こいつ)がどうしても必要だからな。」
「じゃあ、“力づく”だな。悪いが、ガキ、テメェーには死んでもらうぜ!!」

彼は、俺に脅し文句を言い終えた後に、口から勢いよく火を吹いて来た。“火炎放射か。”俺は空中後転をして、彼の攻撃を避け、地面に着地をし終えたと同時に、背中から刀を抜き、構えた。俺は、刀を構えつつ、自分の行く手を阻んでいる者達が、火を放って来た彼と同じように、邪悪な笑みを浮かべている様を、1匹、1匹確認を行い、彼女達、彼達の動きを警戒しつつ、つぶやいた。

「戦闘は、避けられんか…。」


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