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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

657適当:2013/04/19(金) 20:21:29 ID:g4r8f.Hg
「や、やめて下さい!!私は、全然そんなつもりじゃ…。」
「うるさいね。アンタは黙ってな。」

“は?なんか、おかしいな…。”俺は、彼女達のやりとりを耳にして首を傾げた。フクロウの彼女は、黒猫の彼女に怯(ひる)まず、俺が先程浮かべたような、怒った表情に変え、黒猫の彼女へ質問をぶつけた。

「まさか、私を利用したんですか?このピカチュウさんに、たかるために!!」
「あーはっはっは!!やっと、気づいたようだね。そうさ、何の罪もないヤツを襲ったら、そこらに住んでいるヤツらに非難されるだろう?」
「私は、非難しますけどね。私は、いいって言っているのに、ピカチュウさんにみかじめ料なんて…。私は、アナタ達を許しません!!私は、ピカチュウさんの身方です!!」

フクロウに近い彼女は黒猫の彼女から、俺に多勢で群がった理由を耳にして、彼女へ怒号を飛ばした。“そうか、それが狙いだったのか。”俺は、フクロウに近い彼女の言い分を耳にして彼女達を警戒し始めた。フクロウの彼女から怒号を飛ばされた黒猫の彼女は、舌打ちをし、彼女の雄達に声を掛けた。

「ちっ、うるさい鳥だね。ザード、シギ、メール、ちょっと言っておやりよ。」

黒猫の彼女から指示を受けた彼達は、怪しい笑みを向け、フクロウの彼女を脅した。

「ああ。おい、黙ってねーと俺達が、お前をボコボコにするぜ?」
「二度と飛べなくなるかもな。」
「シギのつるのムチでお前を縛って、ザードの火炎放射で焼かれちまうからな。さぞかし、翼は…。ああ、想像もしたくねぇ。可哀想に。」

フクロウの彼女は、彼達に脅(おど)され、“ひぃ!!”と悲鳴を上げ、恐怖で脅(おび)える表情を浮かべ始めた。“みかじめ料か。一体何が欲しいんだ?”俺は、黒猫の彼女に質問をぶつけた。

「俺の何が欲しい?」
「そうだね。とりあえず、その白いヤツと、背中にしょっているヤツと、お腹にある黒いヤツ。よこしな。」

“スーツと刀とSVDか。やるワケにはいかない。”俺は、黒猫の彼女へすぐに否定の意思を示した。

「ダメだ。それは、断る。俺は、ここに遊びに来たワケじゃない。お前達の相手なんか、しているヒマは無いんだ。」
「へぇ〜、遊びに来たワケじゃないねぇ〜。ザードとシギが、僕に言いたい事があるんだとさ。」


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