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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

656適当:2013/04/19(金) 20:16:37 ID:g4r8f.Hg
俺は、黒猫の彼女から、フクロウに近い彼女が困惑している理由の細部を耳に入れた後、昨日の、木の上に昇り終えた後に耳にした声を思い出した。彼女は、俺のいかにも“思い出した”と表すような表情を見た彼女は、俺に“心当たりがあるんだな?”と確認を行って来た。俺は、彼女の返事を受けてゆっくりとうなずき、フクロウに近い彼女の方へ向け、謝罪を行った。

「すまない。昨日、聞いたのは君の子供の声だったんだな。君の巣が近くにあるとは知らずに、俺はここで寝てしまった。本当にすまない。」
「あっ、こんなに謝って下さるのなら私はもう十分です。気にしないで下さい。」

俺が、申し訳無さそうな表情を浮かべて謝罪を行った様を見届けた、フクロウに近い彼女は、翼で“もう十分だ。”と伝えるように、翼を前に突き出して、俺を許した。“ああ、助かった。とりあえず面倒な事には、ならないようだ。”俺は、彼女の返事を受け取り、表情には出さないが、安心していた。“何だ、こんなに簡単に許してくれるなら、全然大事(おおごと)じゃないじゃないか。なんで、こんなに大勢来ているんだ?”安心し終えた後、俺は黒猫の彼女に群がっている者達に“大した用事でも無いのに、なぜいるんだ?”と疑問を抱いていると、黒猫の彼女が、俺に要求を行って来た。

「ピカチュウの僕、それだけで許されると思っている?」
「は?どういう意味だ?」
「ふふふ…、本当に謝る気があるならね、みかじめ料よこしな。」

“みかじめ料?謝罪金みたいなヤツか?う〜ん、困ったな。そんな物は、1つも…。”俺は、黒猫の彼女の要求に“どうやって応えようか”と考え始めた。だが、“考える必要なんて無い!!”とばかりに、フクロウに近い彼女が、黒猫の彼女に要求の中止を求めた。


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