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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

638適当:2013/04/19(金) 18:53:56 ID:g4r8f.Hg
“ワシはのう、アメリカとロシアの冷戦で、世界が緊迫していた頃、カナダの狙撃手を務めて追ったんじゃ。”
“カナダ…ですか?”
“そうじゃ。冷戦時中、ロシア軍は、アメリカに渡ろうとカナダを横断して来た事もあった。じゃが、カナダはアメリカと同盟を組んでおる。ようするに、ロシア軍兵士は、カナダの敵じゃ。”
“敵…ですか?”

この話を始めて良かったのう。彼は、すっかり涙を止めてワシの話を聞いておった。ワシは、彼へ話を続ける。

“ワシは、カナダ軍に雇われ、我が国を横断しようとする、ロシア軍兵士を“撃ち殺せ”と命令された。ワシは、命令通りに、北アラスカのアメリカとカナダの国境に待ち伏せ、カナダを横断しようとするロシア軍兵士を次々と撃ち殺したんじゃ。”
“ええ!?とても、そ…そんな方には”
“見えない。じゃな。”

ワシは、彼の次の言葉を予想し、彼へ言った。彼は、少し驚くも、すぐに真面目な表情へ戻し、静かにうなずき、なぜそう思ったのかの理由を告げる。

“はい。ショーン様は、温厚そうで、実際はいい方です。大量殺人、大量殺獣(数多くのポケモンを殺す事)者には…”
“はて?何で、ワシがポケモンも殺している事がわかったのかのう?”

彼は、ワシに質問されて急に焦り出す。

“へ?ええ!!い、いや…これは、ただの予想で…”
“予想でも当たっておる。ロシア軍は確か、ポケモン愛護国じゃった。ポケモンの兵士は、希望者以外は、徴兵(ちょうへい)される事は無い。ロシア軍出身のポケモンは数少ない。カナダを横断してくる者がいるかどうかがわからない程の数しか、おらんかったハズじゃ。ネオ君、君は過去も見通せるのじゃな。”
“い…いやぁ。って、照れる事じゃないですよね。”

彼は、ワシのほめ言葉を聞くと、遠慮しながらも、照れを隠す事なく、後頭部を撫でて照れのポーズを見せおった。ワシは、彼の態度に大声で笑い、彼をほめる。

“はっはっは!!ネオ君、こんなに正直に感情を現してくれるなんて、君はいい雄じゃな。”
“それ程でも無いですよ。って、何をいつまで照れてるんだ私は!!”

彼は、ワシにほめられて、嬉しそうに笑うも、自分を叱(しか)った。ワシは、彼の自分を叱(しか)る顔を見て笑い、彼へ話を続ける。


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