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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

631適当:2013/04/19(金) 18:28:04 ID:g4r8f.Hg
東の森 山小屋付近

俺は、自分が定めた最初の目的地へ駆け出し続け、目的地である小さな山小屋が目視(もくし)出来る位置までたどり着いた。“はぁ…はぁ…。結構キツイな。”俺は、全速力に近い速度(といっても、狙撃銃をくわえて走っているワケでは無いので、本来出す事が出来る速度よりも遅い速度なのだが。)で、目的地まで駆け出して来たので、息を切らして“苦しい!!”と訴えるように、片目を激しく閉じていた。三、四分程、自分の呼吸を落ち着ける事に専念し、呼吸が落ち着いた所で前方に見える山小屋へと歩を進めた。

“よし、ついたな。おお、結構大きいじゃないか。”

山小屋の全体の大きさが感じ取れるまで、山小屋へ距離を詰め、俺は思っていた以上に大きいという事を実感していた。まぁ、人間にとっては、それが大きいかどうかはわからないが、俺にとっては十分に大きいと言えるものであった。“さて、指向性マイクを手に入れないとな。”山小屋を眺め終え、俺は、本来ここへ来た目的を思い浮かべ、山小屋の入り口へと歩を進めた。山小屋の入り口までたどり着き、山小屋の入り口の扉のノブを捻ろうとはしたものの、山小屋が人間用であった為、ノブへ手は届かなかった。“う〜ん、どうしようか。”俺は、その場であごに手を添え、山小屋の中へ入る方法を考えた。ものの、一、二分考えた所で、“窓から侵入出来ないか?”という事を思いつき、俺は山小屋の周りを歩き、山小屋の窓を探し始めた。数歩歩いた所で、自分が最初に山小屋を見ていた方面へたどり着き、一枚のガラスが、木枠によって、四つに区切られている窓を見つける事が出来た。“おっ、これはラッキーだな。開いているじゃないか。”四つに区切られたガラス窓は、スライド式で“俺をようこそ”と向かえるように左半分がスライドし、開いていた。窓が喋るワケは無いが、こういった森の中に建つ山小屋の窓は、錆び付いていて、最悪“開かない!!”という場合が多いので、俺は窓が自分を山小屋の中に快く招待していると感じ取ったのである。俺は、狙撃銃を窓の枠にかからないように、少しナナメ目上に上げて持ち、山小屋の中へと進入した。山小屋の床に降り立ち、俺は狙撃銃をその場に置き、中の探索を始めた。中を探索してみると、三つ部屋で構成されている事が確認出来た。


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