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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

614適当:2013/04/19(金) 17:10:38 ID:g4r8f.Hg
「ふふ。小僧、単刀直入に言うぞ?」
「ああ、何だ?」
「ワシの命は、今日を除いて、後5日しか残されておらん。」
「はぁ!?なんだって!?」

“5日だとぉ!?65…じいさんは、まだ若い。なぜ?”俺は、彼に理由を告げられて、自分の耳を疑っていた。彼は、静かに微笑み、衝撃の理由を述べた。

「白血球腐敗病って知っておるかのう?」
「白血球…腐敗病?」
「お前さんみたいな、哺乳獣類(犬型や猫型などのポケモンの事を指す)の白血病と同じじゃよ。ワシは、爬虫類と植物に属するのでな。腐敗は植物から来ておる。」
「白血病か…。」

俺は、彼から理由を耳にして、目線を落とし、彼の早過ぎる死を哀れんでいた。彼は、俺が懸念すべき未来を告げた。

「小僧、5日以内にワシを倒さねば、ワシはこの森で死体になるじゃろう。お前さんは、この森のどこかからワシの死体を探さねばならない。ワシが、死んだか生きているかは、腕時計のベルト部分に表示される。」

“腕時計にそんな機能も?”俺は、彼の言葉を耳にして、時計表示画面の下方にある、ベルトへと目を向けた。そこには、【A FINE B FINE】とA、Bと上下に並んで表示されていた。“状態異常もわかるワケ…か。”俺は、確認し終え、再び彼の表情へ目を線を戻した。彼は、俺が確認し終えたのを見計らって、話を続けた。

「ワシが死ねば、【A DEAD】と表示される。ワシがこのステージからいなくなれば、Aの横には何も表示されない。逆に小僧、お前さんも死ねば【B DEAD】とワシの腕時計に表示されるぞ?」
「あ…ああ。」
「今のお前さんは、ハチマキを付けておらんからのう。当然、お前さんの体力がゼロになれば、お前さんもこの森で死ぬ事になる。ワシに…【B DEAD】だけは、見せてはいかんぞ?」

“俺が、死ぬ…か。”彼の言葉の意味を俺は静かに理解していた。彼は、俺が黙り、何も返事を返して来ない所に、自分の望みを告げた。


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