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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
611
:
適当
:2013/04/19(金) 16:55:42 ID:g4r8f.Hg
「あっはっは。どうりで…。なる程、最初から俺に勝ち目は無かったんだな。」
「はっはっは!!じゃから、言ったじゃろう?“お前さんには悪いが、絶対にワシには勝てはせん”とな。素直に、ワシの条件を呑んでおったら、お前さんは体力を使わずに、ワシの話だけを聞いて帰れたんじゃ。ま、おかげで…」
彼は、いたずら気に微笑み、うつ伏せ状態の俺を見下ろして言い放った。
「お前さんの若い力を吸収する事が出来たがのう。お前さんのおかげで、明日は思いっ切り動き回れそうじゃわ。ありがとう、小生意気なピカチュウの小僧のお前さん。」
俺は、彼の発言を受けても、怒りの感情を抱かず、大声で笑い、彼に恩を着せるような一言を言い放った。」
「あっはっは!!ふっ、どういたしまして。」
「ほぅ、アメリカンジョークじゃな。小僧は、ジャパニーズじゃなかったかのう?」
「今から、PIA…。アメリカに行くのに、これ位わからなきゃノリの悪い雄(ヤツ)だと思われるじゃないか。」
「それも、そうじゃな。はっはっは!!」
彼は、俺から“皮肉を冗談で返す”理由を聞いて、納得し、大声で笑った。後で、思い返してみると一体このやり取りのどこが面白かったのかと訊きたくなる程、俺と彼はしばらく笑っていた。やがて、彼が笑いを止め、俺の右腕、左腕にそれぞれ目を向け、俺へ疑問をぶつけて来た。
「お前さん、何で腕時計をつけていないんじゃ?よっぽど、ワシにリタイヤさせるつもりだったのかのう?」
“う〜ん、どう言おうか…。やっぱり、あの事は隠してた方がいいよな…。”俺は、彼の質問に正直に答えず、曖昧(あいまい)な答えを告げた。
「いや、そうじゃない。何というかその…壊れたんだ。」
「ほぅ、壊れたとな?」
「ああ。何か、急に強い電気を使ったら、画面にヒビが入って。時計としても機能しなくなった。」
「ほ、ほう。じゃ、今何時かが知りたいんじゃないかのう?」
「ああ、頼む。俺は、今3時位じゃないかと思っているんだが。」
俺は、彼に今自分が必要でも知り得られない情報を、自分の推測を混(ま)じえて、要求した。彼は、吐き出すように笑い、俺の推測が全く間違っている事を告げた。
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