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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

603適当:2013/04/19(金) 16:16:42 ID:g4r8f.Hg
俺は、目の前に現れた対戦相手である彼が、自分が懸念してた相手とは違って、温厚で優しい老獣であったので、安心し、彼へ返答した。

「アンタの声を聞いて安心した。アンタ、悪い隊員(ヤツ)じゃなさそうだ。この入り組んだ森で、俺を奇襲しようともせずに、正々堂々と姿を見せ、挨拶もしてくれるのだからな。」
「ほう、安心したとな?よっぽど、ひどい目にあわされたようじゃのう?」
「ふっ、アンタの一つ下の恐ろしいブラッキーにな。」

俺が、年老いた彼の質問へ“お前の部下のせいだ!!”と言わんばかりに、返答すると、彼は大声で笑い声を上げ、俺へ“少し頭を使ったらどうだ?”と告げるように、返事して来た。

「はっはっは!!ブラッド君にかのう?よく考えてみるのじゃ、10もレベルが下の相手に、あんな強い隊員の娘(こ)達の上に立つ者が、負けたりなんかしてみい。面子が立たんじゃろう?」
「なる程、最強のブイズの上に立つ最強のブラッキーを誇示する為に、ルールを破ってまで俺を“殺そう”としたのか。」

年老いた彼の言葉を聞き入れ、俺は彼へ闘う時に置いて、ありえない行動を、彼の一つ下の部下が起こした事を告げた。すると彼は、目を見開いて“はぁ!?”と言わんばかりに驚きの表情を浮かべた。

「なんじゃと!?お前さんは、ブラッド君に殺されそうになったのか!?」
「ああ。さて、どう責任を取ってくれるんだ?部下の失態は、上司が…。上官が責任を取るんだよなぁ?」

彼は、何も悪い事はしていない。彼を追い詰めるつもりはないが、俺は彼を追い詰めるように意見を提示した。彼は、俺の意見を聞き入れたのか、それとも俺の意見の中にある一般常識通りに行動を取ったのか、申し訳なさそうな表情を浮かべ、俺へ謝罪して来た。

「それは、すまなかったのう。ブラッド君には、忠告し忘れてたわ。なんせ、ブラッド君は“ショーン様の出番なんてありません。ショーン様は寝ててもいいですよ。俺が、絶対に勝たせませんから。”と言ってたのでな。まさか…」
「殺すつもり…。とは、思わなかったと言いたいんだな?」
「うん、そうじゃ。お前さんを殺して、ワシの出番を無くすという意味だとわからなかったんじゃ。ワシの部下のせいで、ひどい目にあわせて、本当にすまないのう。」


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