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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

558適当:2013/02/24(日) 13:50:27 ID:Dbksyv72
「ククク…。そんなに恐いか?自分の技を受けるのが。」
「くそっ!!なんで、お前はアレを受けて平然とたっていられる?」
「簡単な事だ。貴様が、俺を倒す程の力は持っていないからだ。」

“違う!!本気で闘(や)っている…。なのに…なぜ!?なぜ効いていない!?”俺は、彼から距離を一定に保ちつつ、自分の攻撃が全く効いていない彼に、心の中でうろたえていた。彼は、俺が何も言い返して来ない様子を、まるで答えがわからないから言い返せないと決めつけるように、俺へ衝撃の言葉を告げた。

「では、言い方を変えよう。貴様は、俺に恐れるあまり俺を倒す程の力を“発揮”出来ていない。」
「はっ…き?」
「敵を殺す時は、気を抜くものじゃないぞ?」

“な!?くそぉ!!彼は、俺に指摘しつつ、口へ小さい刃物をくわえ俺に向けて飛び上がり距離を縮めて来た。俺は、彼の攻撃を受けるまいと、刀を彼へ振り下ろしたが、彼は小さい刃物を前足に持ち替えて、俺の攻撃を防ぎ腰元から小さい刃物を取り出し、俺に反撃を行って来た。俺は、彼の攻撃を刀で防ぎ、彼の持つ二つの小さい刃物と刃と刃を合わせ、彼を押しやろうと力を入れた。

「ぐぅぅぅぅ…。」
「ハッハッハ!!力でかなうワケがないだろう?いい加減あきらめたら、どうだ?」
「誰が、あきらめるか!!お前には、殺されない。はぁ!!」

俺は、彼には力でかなわないので、素速く後退し、彼の持つ小さい刃物が自分の刀の刃から離れた所を見計らって、彼へ横向きに刀を振った。だが、彼は一方の小さい刃物を口へくわえ、もう一方を腰元におさめ、高く飛び上がって俺の攻撃を避(よ)け、再び俺の背後を取った。俺が、驚いて彼へ振り向いた時、彼は、俺に自分の心を抉(えぐ)るような言葉を掛けてきた。

「小僧、いい事を教えてやろう。敵と闘う時は、“殺す”気持ちが無ければやられる。」
「な!?いつの間に…。」

彼は、俺に言葉を放ち終えた直後、口へくわえていた小さい刃物と腰元の小さい刃物を前足で握り、俺が最も恐れていた攻撃を行って来た。


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