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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

551適当:2013/02/24(日) 13:25:23 ID:Dbksyv72
Day14【20:40】

俺は、短い休息を取り終えて目が覚めた。目が覚めると、夕方の時間帯に行った激しい特訓の疲れが、ウソのように消えていた。疲労の代わりに感じたのは、自分の腹の空きであった。俺は、起き上がって、この魔法のような感覚に驚いていながらも、不思議だとは思わなかった。なぜ、疲労が消えて腹が空くかは誰だって大方予想はつくし、俺は予想では無く完全に理解していた。休息を取ると、体の中の栄養分を、傷ついた細胞や疲労している筋肉に行き渡らせて体を修復する機能が存在する。この機能は、生き物が誰しも持っているものである。故に、俺の体は、昼食を摂った栄養分を使い、夕方の時間帯に行った激しい特訓の疲れを取り除いたという事になる。“当たり前とわかってはいるが、やはりすごいな。”世の中に起こる現象は、どうゆう仕組みで起きるのかを理論で説明する事は出来ても、理論通りに事が進み実感…。という事は、容易なものではない。理論はあくまで、現時点で考えられる“現実に現す事が出来る唯一の方法”としてでしか無く、必ずしも正解だとは限らない。理論を述べても、正解でない例の一つとして、エスパータイプが持つ、超能力がそれに当てはまる。エスパータイプが技に用いる“念”は、科学では証明する事は出来ない。念力の仕組みは、結果を見て“こうでは無いだろうか。”という予想しか出来ない。絶対に証明出来ない“念の力”による代表的な技として、“テレポート”があげられる。テレポート…つまり瞬間移動は、科学の世界では“宇宙の数十個分のエネルギーを必要とする”と述べられていたが、エスパータイプがこの現象を技として容易にこなした事で、“必ずしもそうではない。”と結論付けられたのだ。かの科学の天才の人間も言った。“証明不可能と思われた相対性理論は、完全に証明する事が出来ても、念の力は証明出来ない。念の力は、我々が不可能と思っていた現象を容易にこなしてしまう不思議な力として、我々は認めるべきではないだろうか。”と。天才科学者である彼の意見に反する者も当然の如く現れた。彼らは、彼の意見を覆してやろうと、必死に念の力の証明の研究を行った。だが、一向に証明出来ず、結局時間の無駄であったのだ。否定する者達は否定する者達の力により、唯一導き出せたのが、念という“形の表せないエネルギーが実在する”という事だけだ。


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