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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

547適当:2013/02/24(日) 13:05:15 ID:Dbksyv72
Day14

パチッ…
「ふぁ〜あ。ああ…。」

俺は、唯一の生活空間である真っ白い部屋で目を覚ました。起き上がらずに、片方の目だけ閉じて大きく口を開けて欠伸(あくび)をし、小さくため息に近い声を上げた。目を覚ましてすぐに、ため息をついたのは、“小鳥でもさえずっていればな…。”と心の中で願っていたからである。監禁されていなければ、今頃毎朝の目覚めには、爽(さわ)やかな日の光が差し込み、日の光に負けるまいと小鳥達が合唱し、自分達の存在を知らしめる、二つがそれぞれ主張しあう様を見る事が出来るだろう。小鳥の声が聞こえる所に住むかどうかはわからないが、少なくとも日の光ぐらいは浴びる事が出来るはずである。各番人が待ち受けるステージの中で、お気に入りのステージがあればそこで代わりの生活空間を作りたいが、これらのステージには【18:00〜6:00】までは出入り不可能というルールがある為、それは叶わない。ルールを無視しても、必ずこの部屋に戻される事であろう。体力が闘えない状態まで低下すれば、自然にこの部屋へ戻されるのだから、当然ルールを破ってお気に入りのステージに居座り続ける事は出来ないだろう。お気に入りのステージをあげるとするなら、【若葉】の間の番人が待ち受ける草原2のステージである。木陰もあるし、月の光も浴びる事が出来る。雨が降ったなら、この部屋に再び戻って来ればいいだけである。環境もそうだが、ステージの番人も親しみやすい、あどけない表情を持つあの少女である。彼女は、純粋な可愛さに、純粋な性格を持っている為、見ていても、話していても飽きが来ない。今、俺に愛する雌である“綾”がいなければ、あの少女を彼女にしたいと思うであろう。現に、彼女から求められた性交も、気がつくと途中から自分の意志で行っていた。親しみやすかったと言わなかったのは、まだ生きていて欲しいと願っているからかもしれない。会いに行って、生きているかどうかを確かめに行く事は出来る。だが、行った所でこれから死ぬ運命をたどる…。死ぬ運命へ導いた者は、自分であるのに、あの少女にどんな言葉を掛けられようか。何も声は掛けられないであろう。俺に、“俺の命を使え”と示すような、彼女と中身を入れ替えるが出来る能力があれば、彼女へ会いに行く事が出来る。


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