したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

546適当:2013/02/24(日) 13:00:44 ID:Dbksyv72
「誰かは、知らないが君達のおかげで俺は、アイツに殺されずに済んだ。ありがとう、感謝する。」

俺が殺す者と思った、謎の者達に感謝したのは、謎の者達が彼に、彼を警戒させる足音を立ててくれたおかげで、自分自身の命が今時(こんとき)まで続いているからである。謎の者達が現れなければ、俺は彼に喉元(のどもと)を小さい刃物で切り裂かれ、とっくにこの世にいないだろう。俺が巻いているハチマキは、絶対に死なないと謳(うた)っているが、どれ程のものかは確証出来ないし、検討もつける事は出来ない。絶対に死なないハチマキがどうゆう仕組みになっているかを推測するとすれば、特殊攻撃を軽減すると言った所であろうか。骨が折れる、刃物で切りつけられた時の傷など、体に直接ダメージが伴(ともな)う攻撃は、軽減はおそらく無理であろう。と考えるなら、彼に拘束され、彼に突きつけられたナイフで喉元(のどもと)を切り裂かれるなら、俺は即死しただろうと考えられる。俺は、彼に力で勝つ事は出来ない。彼を押しのけて、自分で体勢を立て直すなどとうに不可能なのである。故(ゆえ)に、俺が今時(こんとき)まで生き続けるには、何者かによる、彼の行動を止めるきっかけがかかせない。“ふぁ…。眠いな。普段は慣れてないから仕方が無いか。”命からがら助かったにもかかわらず、呑気(のんき)に欠伸(あくび)をしている様を見た者は、誰であろうと、“気が抜けてるな。”と思うかもしれない。が、俺も生き物だ。食欲、性欲、睡眠欲。この3つのどれかが欠けていれば、体が自然に欲してくる。体が欲して来るので、俺にはこれらの欲に逆らう事は出来ない。まぁ、二つ目は自分の意志もあり、無理矢理もあって今の所、というか今後一切考えないだろう。これとは、別に自分の愛する雌のが今どうしているかは考えるが、瞼(まぶた)が重くなって来たので、それももう考えない事にする。俺は、背中に結んであったさやに刀をしまい、自分の横へと置き、体の思うがままに眠りの世界へと旅立っていった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板