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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

534適当:2013/02/24(日) 11:58:41 ID:Dbksyv72
彼は、俺に自分の腹部を何度も斬りつけられ、苦痛の叫びを暗闇の森中に響きわたらせていた。彼の頭に刃を打ちつけ、彼を地面へ叩きつけた時、俺は目眩(めまい)に襲われる位の激しい息切れに襲われていた。普段は、この程度動いただけではこんなにも激しい息切れはしない。だが、対戦相手であり、一撃一撃が重い彼の攻撃を受けない為には、普段出せる速度を捨て、限界の速度で彼を出し抜かなければならない。“はぁ…はぁ…。やったか?”俺は肩で呼吸をしつつ、うつ伏せになった彼へと目を向けた。彼は、立ち上がるが俺の攻撃を受けた為か、血を吐いた。“よし、さすがにアレは効いたか…。次でコイツをマヒにすれば勝てる!!”俺が彼の限界が近い様子を見て、彼へとどめを刺そうと足を動かそうとした瞬間、彼が前足で口に付いた血を拭い、不屈の笑い声森中に響かせ、俺へ衝撃の一言を放った。

「ぐふぅ…。ククク…ハハハハハ!!」
「何がおかしい?ダメージを受け過ぎておかしくなってしまったか?」
「小僧なかなかやるな。さすが、α〜μの雌(おんな)共を倒しただけはある。まぁ、そんな事はどうだっていい。小僧、貴様に1つ問う。自分の技を受けた事はあるか?」

“自分の技…。ま…まさか!!”俺が彼の言葉に少しの動揺を隠しきれないでいる最中に、彼が、俺に急接近し、自ら体を浮かせて、俺を蹴り上げ宙へと浮かせた。

「ぐわっ!!ま…まさか…。この技は!!」「そのまさかだ。受け取るがいい、自分の技をな!!」

彼は、俺を宙へ浮かせた後腰元からもう一本の小さい刃物を取り出し、俺が刀の必殺技として最初に取得した技を俺に放って来た。


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