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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

532適当:2013/02/24(日) 11:51:50 ID:Dbksyv72
彼とお互いの刃を打ち合わせて、しばらく暗闇の森の中にお互いの刃がぶつかり合う音を響かせていたが、彼の方が力も自分の持ち前の武器を生かす事に長(た)けていた為か、彼に刀を飛ばされてしまった。刀が地面にささる音を耳にするかしないかの一瞬の瞬間(とき)、彼が自前の刃物で俺を切りつけようと襲いかかった。

「刀無くしては貴様は無力だ、な!!」
パシッ
「くく…くっそぉ…。」

彼の構えの態勢からどの方向から攻撃が来るかを予測出来た俺は、彼の前足を両手で抑え、彼の攻撃を止めた。彼の刃物を受け止め、彼の力に対抗しつつも、俺は、彼がなぜ自分の八つの刃を持つ刀に、自前の小さい刃物で対抗出来たのかを考え出した。“ナイフ一本で闘っていたんじゃない。コイツは、ナイフ5本で闘っていたんだ。”彼にいとも簡単に自分の攻撃を受け止められた原因を探ろうと、彼が握る小さい刃物へと目を向けた。すると、俺の持つ刀と同じ青色の波紋が中心から扇を描くように、複数存在していた。青色の波紋は俺の持つ刀と異なり、波紋の数は下回っていたが、どの角度からも攻撃が受け止めやすい形状を保っていた。“どうりで、攻撃を止められたハズだ。”俺は、自分の攻撃が容易に受け止められた原因を見つけ出し、彼を強く後ろに押しのけて彼をよろめかせ、彼の額に自分の頭を勢いよく当てた。

「ふっ!!たぁ!!」
「うわぁ!!く…。頭突きは、なかなかの威力があるな。」

“やはり、この程度ではひるみもしないか。”俺は、彼に攻撃を加えた直後、素速く何度もバック転を行い彼から距離を取った。“刀はどこだ!!”俺は、彼に飛ばされた自分の持ち前の武器を探す為に、素早く首を左右へ動かし、刀の行方を探し始めた。右へ目を向けた瞬間、白い持ち手が付いた、夜空の月の光に反射して微(かすか)かに光る刃先を見つけ出し、俺は急いで刀の元へと駆けつけようとした。刀まで、後2mと距離を狭めた時、彼が俺に何かを言い放ち、前足に黒い光を灯して、俺に光の玉を連続で放って来た。


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