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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

530適当:2013/02/24(日) 11:41:37 ID:Dbksyv72
“本能剥(む)き出しなのに、雌が欲しくない?じゃあ、コイツは本当に闘いだけで欲を満たしているのか?”俺は、彼の不可思議な発言を耳に入れて、彼へ“意味がわからん”と示すような態度を見せつけていた。彼は、俺の反応を見届け、俺へ理由を述べた。

「俺は、血肉を求める生き物。相手を肉塊にする事だけが唯一の楽しみ。そして、俺が一番欲(ほっ)する事。」
ギリッ
「それだけが、理由か。腐っているな!!来い、お前の性根を叩き潰してやる。」

俺は、彼の理由を耳にして静かに怒りの炎を灯し、歯を食いしばり、拳を握りしめ、戦闘態勢へと入り彼へ言い放った。彼は、俺の怒りの表情を見るも、態度を崩さず余裕の笑みを浮かべて、俺へ怒りの理由を訊ねて来た。

「ヒーロー気取りか。子供らしくていいな。貴様に聞こう。怒っている理由(ワケ)を。」
「雄は、確かに闘う生き物だ。だが、それは守るべき者を守る為に闘うんだ。殺しを楽しむお前を許すワケにはいかない。」
「クックック…。あの雌(おんな)も大体俺と同じだがな。貴様は、一体今まで何を見て来た?」
「シャーズの事か?シャーズはそんな隊員(ヤツ)じゃない。あれは、雄を求める必死の求愛行動だ。アイツは、ただ不器用なだけだ。お前のように殺す為に闘っているんじゃない。性格は悪いが…」
「性根はイイ雌(おんな)か。ククク…。ハハハハハ!!」
スッ…カチッ
「では、始めるとしようか。宣言通り、貴様が俺を撃ちのめす事が出来ればいいがな。」

“始まったか。絶対に負けられない。コイツは、絶対に許さない!!”彼は、俺の反論を耳にして、俺の発言の途中で俺の次の言葉を予測してつなげ、森中に不気味な笑い声を響かせた。笑い声を響かせた後、彼は軍服の右ポケットに前足を忍ばせ、俺へ合図を送って来た。俺は、彼に強い敵対心を抱きつつ、戦闘態勢を保ちながら、彼を睨みつけた。数秒後、恒例の戦闘開始の合図が、心地良い二重奏を消すように鳴り響いた。


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