“うん、便利だな。鏡の鎧(よろい)と言った所…か。技名も変える必要は無いな。”自分へ言い聞かせた後、先程の対戦を思い出し、対戦相手の炎を受け流した事に対して、技名を納得し有利な技を会得出来た事に少々の嬉しさを感じ始め、しばらくたって先程の対戦相手に“一回で勝つ”という目標が達成出来なかった原因を思い出してしまい、極度の恥じらいを覚えていた。俺は、【氾濫】の扉を見つめて申し訳なさそうな表情を浮かべて、彼女に向けて強調構文を伝えた。
チラッ
「“I aplogize not hearing your advice. If you are died by your boss, That's the reason why I hope not to blame me. You permit me to say 【You are fool male.】(君のアドバイスを聞かなくてすまない。君が処刑されても、アドバイスを聞かなかった事で、俺を恨まないでくれ。【バカ】だとは言っていい。)”」