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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
475
:
適当
:2013/02/13(水) 21:16:52 ID:5w8OanAg
“ちっ…コイツぅぅぅ!!”俺は、いかつい彼女に敬意を表して見ると、彼女はふんぞり返って“当たり前だ。”と言い放って来た。俺は、彼女には見せないように心の中で叫び、口を閉じて歯を強くかみしめて怒りを静かに放出(だ)しつつも、“冷静になれ。冷静になれ。”と自分に言い聞かせ、彼女へ敬意を表す演技を続けた。
「あ…ああ、ありがとう。お兄さんのタイミングで始めてくれ…。」
「言われなくてもやってやんよ。でも、ガキ。その前に、てめーに言う事があんだ。」
「え?」
“言いたい事?”俺は、いかつい彼女の発言が気になったので、彼女へおもむろに訪ねた。彼女は、小さく息をつき、先程よりはほんの少し(といってもほとんど変わらないが。)穏やかな表情を見せ、俺へ確認し始めた。
「ふぅ…。俺で最後らしいな?」
「第一ステージの番人の事か?」
「ああ。つー事は、【零下】のヤツもぶっ殺したワケだよな?」
「まぁ、そう…なるな。うん。」
俺が彼女へ肯定の意思を示すと、彼女は俺を強く睨みつけ(何度も言うが、さほど表情は変わっていない。雰囲気と言った所だろうか…。)俺を脅し始めた
「シーアぶっ殺しやがって…。覚悟しとけよ?ガキ。ガキだからって手加減はしねぇかんな。」
「それは、俺を焼き殺すという事か?」
「俺の“ぶっ殺す”は、本当に殺すワケじゃねぇよ!!痛みつけるって意味だよ!!そんくらいわかれ!!バカ!!」
“じゃあ、殺すなんて言わなければいいじゃないか…。”
「すまない。どうぞ、始めてくれ。ブースターのお兄…さん。」
「ああ、だな。じゃあ、始めっからな?」
“コイツ…絶対泣かせてやる!!いや、待て…。やっぱりダメだ。簡単に接近するな…。アイツが、一撃必殺を使ってこないとも限らない。慎重に…慎重にだ。”俺は、いかつい彼女にさんざん言われたので、心の中の叫びを現実のものとしようとしていたが、歯を食いしばって感情を出す事を抑え、相手よりも冷静さを保てるように心掛けた。彼女の合図の数秒後、恒例の戦闘開始の合図が鳴り響く。
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