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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

470適当:2013/02/13(水) 20:53:29 ID:5w8OanAg
“う〜ん、今日の振り返りでもするか。”俺は、中央へと座り、あごに手を添えて、行く必要の無いステージで体験した事を次々と思い出し始めた。最初に俺が思い出したのは、彼女との再死闘だったが、用を足している時とバッチをはめた時に十分に、頭を働かせて考えたので、これは考えない事にした。次の次に思い出したのは、彼女への尋問であった。最後の尋問を行った時に、彼女の表情が、恐怖を表す表情へ一瞬にして変化した事を思い出した。“シャーズの話では、ボスはビクティニという伝説種族(伝説ポケモン)。聞いた事は無い。だが、片手で相手の首を跳ね飛ばす程の力の持ち主だと聞いた。「逆らったら殺す。」ともフィアが言っていた。俺には…何も出来ないのか?シャーズとフィアを…救ってやる事は出来ないのか?”俺は、彼女が提供してくれた軍の全貌(ぜんぼう)から、恐怖で縛られている者達を助ける方法は無いかと、あの少女と別れた後に出現した、もう1つの俺には“偽善者”と言われるかもしれないが、俺には“ただ救いたい”という思いしかなかった。俺を実験体として闘わせるとはいえ、隊員達は俺のように“絶対死なないハチマキ”をつけている訳では無い。相手がバッチを得たいがために、“降参させる”のでは無く、“殺し”にくる事だってある。俺がそのような思いに駆られていたならば、まず相手をマヒにし、首を締めて窒息死させる。それか、もっと残虐(ざんぎゃく)ならば、相手の首を折るといった所だろうか。まぁ、相手の方が強いので、俺は相手を持ち上げる事は出来ても、相手の骨を折るという事は、俺の力よりも、相手の肉体の硬さの方が勝(まさ)っていると思われるので到底出来ないだろう。であるならば、当然前述である。だが、俺は脱出に必要なバッチを獲得する事にこだわっているので、相手が降参してくれれば、もうそれ以上は相手に攻撃を加えない。もう一匹の俺は、果たしてそうするだろうか。ずっと頭を働かせている間、もう気が付くと、一匹の俺に対して“ 出てこないでくれ!!”と願う自分がいた。次を…と思ったが、頭を働かせ過ぎてしまったせいか、眠気を帯び始めているのを感じた。“ふぁ〜”と監禁されている者とは思えない程の気の抜けた欠伸(あくび)をし、俺は眠りの世界へと旅立っていった。


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