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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

466適当:2013/02/13(水) 20:34:01 ID:5w8OanAg
彼女がアドバイスをくれたと心の中では呟いたが、正確には“くれた”ではなく、勝利報酬を使って“吐かせた”が正しいだろう。だが、俺は“吐かせた”というような、強制的に彼女に言わせたとは思いたくなかった。俺は、彼女が俺に自らの命を犠牲にしてまで、勝負に賭けていた誇りを優先し、俺に情報を与えてくれたと思っている。もし、俺が彼女の立場であったならどっちを優先するだろうか。愛する雌がいてもいなくても、“情報を出さず、相手よりも力がある事をいいことに、相手に反撃を与える。”を選んでしまうだろう。彼女を拘束し、俺の渾身の十万ボルトという強烈な電流を彼女に流したとは言え、彼女はまだ体力が残っていたワケだし、俺に拘束解放された所をすぐさま攻撃するという事も出来たのだ。掟(おきて)破りの行動であるが、俺が彼女ならば、間違いなく“隙を突いて反撃”を選ぶ。だが、彼女はそれをせずに掟(おきて)通りに、俺に敗北を宣言し、俺の要求を次々と呑んでいたのだ。彼女は賭けた物を相手に与えるのは自分が定めたルールと言っていたが、自分が生、死が掛かっている状況下に置かれるとしても、このルールに従う事はかなりの勇気があり、勝負に対して強い誇りがあると言えるだろう。姿の見えない、今後一切会う事でないと思われる彼女に対して、彼女の耳には届かない別れを告げ、激しい戦闘の汚れを洗い流す為、シャワールームへと歩を進めた。

スタ スタ スタ
ジィィィ…
パサ
スタ スタ
キュッ
ジャアアア…

シャワールームへたどり着くと、俺はスーツを脱ぎ、生まれたままの姿を監禁した連中へと提示し、お湯を出し、激闘の汚れを洗い流していった。体も無事綺麗になり、食事ルームからは鼻をくすぐるようないい匂いが漂って来ていたので、汚れたスーツを洗濯済みの新しいスーツと交換し、洗濯機を起動させ、食事ルームへと歩を進め始めようとした時、下腹部から妙な感覚を感じ始めた。


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