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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

465適当:2013/02/13(水) 20:29:53 ID:5w8OanAg
スクッ…トスン
スッ…ピトッ
「う〜ん…、アイツは何って言ったんだ?」

俺が、あごに手を添えて真剣に考えていた内容とは、彼女が俺に許可なく抱きつき目一杯の愛情を表現した後に残した、“ダンケシェア,ミィー,ゲファレン,ズィー”という言葉だ。彼女が告げた内容は決して悪い意味では無いと予測は出来てはいたが、それでも、俺はどんな意味であったのか検討がつかなかった。ここに俺の愛する雌である“綾”がいたら彼女の言葉をどう解釈するであろうか。おそらく彼女は、“完全に”意味がわかっても、俺には教えてはくれないだろう。代わりに言われるのは、「あんな事もして、あんな嬉しそうな顔をしていたら、大体わかるよ。仁君、“うとい”なぁ〜。」といたずら気に半(なか)ば俺を下に見るようにからかう台詞(セリフ)だけであろう。俺は、自分では雌に対して“うとい”とは思わなかったが、しばらく考えても答えを出す事が出来なかったので、“うとい”に当てはまるかもしれない。頭をしばらく働かせても答えも推測も思いつかなかったので、【氾濫】の間の番人である彼女が最後…いや、彼女はもう殺されたかもしれないので最期がふさわしいか。最期に残したメッセージを考える事をやめ、もう二度会う予定は無いであろう彼女と過ごした【氾濫】の扉を再び封じる為に、中央に置いてあった“β(ベータ)”と描かれたバッチを拾い、【幻想】の扉の右隣にある9つのくぼみがある装置へと歩を進めた。

ヒョイ…パシ
スタ スタ スタ
ピタッ
“シャーズ…。これで、本当にお別れだ。君が生きていても…俺はもう君に会う事は無いだろう。俺にアドバイスをくれてありがとう…。”
チラッ
“これで…さよならだ!!”
カチャリ
ブーブー
カッシャン…


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