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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

430適当:2013/02/13(水) 17:13:01 ID:5w8OanAg
中央には大きな池、池を取り囲むように生い茂る草々。池の周りには、複数の色のついた箱…。隠れる場所が無い難しいステージへ目を向け、俺は少しばかりなつかしんでいた。“なんで、最初にこんな難しいステージをクリアする事にこだわってしまったのだろう…。”俺は、初日の頃の強いとは言い難い自分が、このステージの手強い番人から逃げ回って、“頼れる物”を求めて闘っていた日々を周りの景色を見ながら振り返り、疑問を抱いていた。“うん…。やっぱり負けた隊員とは闘う事は出来ないのか…。”数分待機したものの、【氾濫】の番人である青色の軍服を着た彼女は一向に現れないので、俺があきらめて腕時計についているリタイヤボタンに手を掛けた時、目の前から勢いよく何者かが水しぶきをあげて現れた。

シーン…
「はぁ…。やはりダメか。仕方ないな。」
スッ…
バッシャン
「は?」
スタッ
ブルブルブル
ピシャピシャ
「はぁ〜。やっぱり朝のお池での“SWIMMING”は最高ね。さて、濡れた体をお日様に当てて乾かした後に、もうひと泳ぎ…」
チラッ
「あら?坊やじゃない!!久しぶりね。こんな所に何をしに来たの?」

“俺が聞きたい…。コイツ、仕事さぼって何悠々(ゆうゆう)と泳いでなんかいるんだ…。”俺の正面に水音と共に現れたのは、生まれたままの姿(と言っても軍服を脱いだだけなんだが。)を指摘する事が出来ない生き物達へ提示している、【氾濫】の番人であるシャワーズの彼女であった。俺は、彼女が目の前に現れた事に少し驚いていたが、彼女のあまりにも常識外れな行動と発言に半(なか)ば呆れていた。彼女は、体についた水滴を周りへ飛ばし、心地良いと示すように満面の笑みを浮かべて、周りの環境をほめ、今後の予定を言いかけた時、俺の存在に気づいて驚き、俺へおもむろに“ここにいる理由”を訊ねて来た。俺は、彼女が随分とのん気にしている様を一部始終見届けていたので、呆れた表情を浮かべるも彼女へ質問をぶつけた。


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