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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
429
:
適当
:2013/02/13(水) 17:08:50 ID:5w8OanAg
「よし、闘おう。今なら、あのシャワーズに勝てるハズだ。最初闘った時は、アイツの一撃必殺技もかわす事が出来たんだ。今は、アイツの攻撃を全て避けられるハズ。負けはない。」
タッタッタ…
スクッ パシッ
シュルシュル
グッ
「よし!!負けてもいいように、バッチを置いて行く…」
グゥゥゥ…
「………。まずは…腹ごしらえか。」
“なんか、やる気がそがれるな…。メシを食べない俺も俺だが、腹よ、もう少しタイミングを考えてくれ!!起きた直後に鳴ればいいじゃないか!!”9つのくぼみがある装置の前で決心を固めた。俺は、中央へ駆け出し、勝利を導く刀を拾い上げ、背中へ結びつけた。準備を整えてすぐに“いざ、行かん!!”とばかりに【氾濫】と示された扉へ歩を進めようとしたが、昨日のように空腹を告げる音を聞かされ、“まぁ、待て。落ち着け。”と胃が語りかけてきたので、俺は、自分の胃の意見に仕方なく賛同し食事ルームへと歩を進めた。歩を進める途中で、自分の胃に対して叱責(しっせき)を行っていたが、目的地にたどり着き歩を進め終えると、用意されていた食事を摂る事に集中した。集中したおかげもあってか、もしくは普段からそこそこ短い時間で食べる事が出来たおかげか、はたまたただ腹が空いて“早くお腹を満たしたい!!”と思っていただけなのか、用意されていた食事をあっと言う間にたいらげ、最後の仕上げを口に運んだ。
モグ モグ…
カチャ
ゴク ゴク…
トン
「ぷはぁ!!よし、行くか。負けてもいいように、バッチは置こう。あのシャワーズは何をするかわからないからな。」
“負けたから、返せとか言って来そうだからな。返すワケにはいかない。”最後の仕上げ(といっても仕上げにはしたくない、青いヤツだったんだが…。)を体へ流し込み、青い液体が入っていたグラスをトレーに置き、自分に行動開始の合図を送った。合図の後、再戦を申し込む相手の性格を思い出し、懸念を抱いたので、俺は中央へ歩を進める、再戦を申し込む相手から獲得したバッチを床へ置き、【氾濫】と示された扉へ歩を進めた。
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