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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

406適当:2013/01/17(木) 07:27:26 ID:myYBVV8w
「これ、ショーン中尉の助言なんだ。」
「助言?」
「うん。僕は、“刀やアイテムを使われると勝てないよ。どうしようぉ〜。”って相談したら、“だったらサンちゃん、君が操ればいい。ルールを変えるのじゃ。これを使って脅してのう。”って言われて…。」
「それで手渡されたのが、アースグレーネード…。」
「うん。ごめんね、勝手にルール変更なんかしちゃって…。」

【雷神】の間の番人は俺の返答を聞くと、申し訳なさそうな表情を浮かべて、俺へ謝罪の言葉を言い聞かせた。俺は、彼女が完全に降参の意志を示した事がわかったので、彼女へ微笑みを向け言葉を紡いだ。

「あっはっは。いいさ。俺も、最近思っていたんだ。刀やアイテムのおかげで勝ててるとな。ここへ来て…あまり自分自身の成長を感じていなかった。毎日、感じるのは正々堂々と闘っていない卑怯な自分。どんな手を使ってでも勝つ…。いくら、早くここから脱出(で)たいとは言え、これはダメだな。」
「あはは、そうなんた。そんな事、考えていたんだね。でも、ピカチュウ君はやっぱり強いよ。闘ってて、そう思った。楽しかった。こんなに、闘いが楽しく感じたのはここへ来て始めてかな…。」
「そうか。話は終わりか?」
「うん。でも、1つだけ…。最後に、お願いを聞いてくれないかな?」

“お願い?う〜ん、どうしようか。コイツには、散々バカにされて来たからな…。”【雷神】の間の番人は、俺の返事を受け取ると笑顔を向けて、再度俺をほめたたえ、嬉しそうに俺へ胸の内と思われる事を呟いた。俺は、彼女へ訊ねると彼女は甘えるような声も態度も示さずに、素のままの自分で俺へ懇願して来た。俺は、彼女の頼みを聞き入れるかどうかと迷ったが、“サンっていう名前のサンダースは私のお友達だから、優しくしてあげてね。”という少女との約束を思い出し、彼女へいたずら気に微笑み、彼女へ訊ねた。


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