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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

391適当:2013/01/17(木) 06:33:21 ID:myYBVV8w
「あっははぁ〜!!追っかけて来てよかったぁ〜!!」
「は…はぁ!?」
「肩車ぁ〜!!からのぉ…地球投げぇぇ!!」
「ち…地球ぅ!?さ…させるかぁ!!コイツ、離れろ!!」
ブン ブン
ピョン
タン
「おっとと。あはは。これ位は、見切るんだねぇ〜。」

“というか…俺よりも小さいのに、まず俺を足だけで持ち上げられるのか!?なんてヤツだ…。今度やられたら、投げられて負けてしまう…。”【雷神】の間の番人は、俺の肩へ乗って来たが、俺が体を激しく揺らして必死にもがいたので、素早く離れ、俺を挑発し出した。“よし、今に見てろ。”俺は、彼女の挑発を受けて、洗練された動きで素速く接近し、彼女の肩を掴んで彼女を持ち上げ、彼女へ技名を言い放った。

タタタ…
ガシッ
「え?」
「覚悟しろ。必殺…」
フワッ…
「わわ!!」
「巴投げぇぇ!!」
ブン…

“よし、勝ったな。”俺が、【雷神】の間の番人を浮かせて勝利を確信し始めた時、彼女が俺の首を両前足で挟み、予想も出来ない反撃に出た。

ガシン
「は?」
「させないよぉぉ!!地獄車ぁぁ!!」
グルングルン
「くるくるくる…」
グルングルン
「うぉぉぉ!!」
「ぽ〜ん!!」
ヒュッ
ビタン
「ぐわぁ!!」

俺は逆に、【雷神】の間の番人に、一緒に回転させられながら放り投げられてしまうというハメになってしまっていた。“コ…コイツ、地獄車も使えるか…。俺の攻撃を逆手に取るとはな…。完敗だ。”俺は、彼女に投げられた後背中に痛みを感じつつも、彼女に投げられたままの姿勢で、彼女に心の中で敗北宣言を行っていた。彼女は、俺が背中をついて倒れるという敗北条件を満たしている姿を見て、昨日のように喜びはしゃぎ出した。

「わーい!!勝った!!勝ったぁ!!」
ムクッ…
「くそっ…。結局、また負けてしまったな…。それにしても、俺の巴投げを逆手に取るとは、君はスゴイな。」
「でしょ、でしょぉ?来ると思わなかったでしょ?」
「ああ。全く、予想が出来なかった。」

俺は、【雷神】の間の番人が喜んでいる姿を見て、悔しそうな表情を浮かべて彼女をほめたたえた。彼女は、自分で自分の事をほめ、俺に再度相槌を打つように呼びかけてきた。俺は、心の中では、もう彼女には“完敗”の二文字を掲げて見せていたので、彼女へ再び相槌を打った。すると彼女は、俺が相槌を打ったばかりか、昨日のように俺をからかい始めた。


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