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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

388適当:2013/01/17(木) 06:22:13 ID:myYBVV8w
もう一匹目のクラスメートの種族はサンド。俺と同じ二足であるが故に油断は出来なかった。だが、俺は、特殊技を使う生徒に、特殊技すら使わせない程の異常な速さを持っていたので、対戦相手と対峙(たいじ)するも自信があった。そしてついに、もう一匹のクラスメートと組み手を取るとなった日に、俺は衝撃の光景を目の当たりにした。数m離れている相手が、戦闘開始の合図の直後に自分にダメージを与えていたのだ。とはいえ、対戦相手よりも俺の方が体力もスタミナも多く負けなかったワケだが、俺が何よりも驚いたのは、対戦相手が雌…つまり女の子だった事である。“ああ、雌でも油断出来ないなぁ。”と痛感していながらも、もう一匹のクラスメートから技名を教えてもらったのである。「どうやってやるんだ?」と訊ねたら、「ひみつぅ〜。」と可愛気のある表情で断られてしまったワケだが…。まぁ、そんな事はさておき、偶然を必然に変え、一つの記憶から正式な技名を思い出したが、俺は冷静に頭を働かせ、技名の批評を勝手に行い始めた。

「ロケット…頭突きって何かダサくないか?」
スッ…
ピトッ…
「う〜ん…。何かいい技名は無いか…。」
パッ
「そうだ!!そう言えば、人間の扱う武器には、ロケットランチャーという凄(すさ)まじい破壊力を持つ武器があったな!!同時にミサイルランチャーという武器もあった…。そうだ!!二つに共通する名前を取り入れよう!!」

正式な技名を批評し終え、技名に嫌悪感を抱いた俺は、自分の記憶を頼りに新たな技名の一部を取り入れた。“しかし、前半はランチャーでいいとして、後半はどうする?”俺は、一度は離した、あごに添えた手を再びあごにくっつけ、新たに考えた。しばらく考えると“頭突き”を英語にしてはどうかという名案が浮かび上がって来た。“よし、決めた。ランチャーヘッドバッドだな。しかも、これは移動手段にも使える。ただ、かなり疲れるから連発は出来ないが。”新たな技名を決めた俺は、【雷神】と示された扉を見つめ、不敵な笑みを浮かべて、指を差して言い放った。

ピッ…
「覚悟しろ。今日こそは、お前に勝ってやる。お前より速く動いてな!!」

【雷神】のステージでは武器を使う事が許されていないので、俺は刀を中央へ置いたまま、【雷神】の扉へ歩を進めた。


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