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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

387適当:2013/01/17(木) 06:18:10 ID:myYBVV8w
シュッ シュッ
「たぁ!!たぁ!!」
シ…
「よし、ここだ!!」
グッ…
バヒュン
「うぉぉぉ!!」
バタン
「いたっ!!や…やったぁー!!出来たぞ!!」

“先程と同じ失敗を使えば、偶然を必然に変えられるのではないか?”そう考えた俺は、もう一度、二つの技の発動をワザと遅らし、先程と同じ状況を作り出した。すると、先程と同じく、突然自分の体が一直線に低空飛行をし、狙いを定めた目的地へと、例え方はおかしいかもしれないが、まるで、鳥のように風を受けて移動していた。俺は、自分が偶然を必然に変えた奇妙な鳥になる事が出来る技が、過去に得た記憶に一致するかを確認し始めた。

「この技…。いや、これと似たような技を…。どこかで見た事がある…。」
スッ…
ピトッ
「う〜ん…。はっ!!わかったぞ!!これは…おそらくだが。ロケット頭突きじゃないか?」

“そうだ!!思い出した!!この技をやられて一瞬あせった事がある…。”俺は、学生だった頃を思い出し、あごに添えていた手を一瞬にして離し、思わず大きな声を響かせてしまっていた。俺が経験したのは、学生の頃の戦闘授業の時である。俺が、人間だったならばこんな授業は無い。もしくは、人間が行く学校と言うべきか…。だが、俺はもちろん自分と同じような生き物が通う学校へ通学していたので、クラスの全員は技を使う事が出来る。しかし、技を使う事が出来ても、闇雲に適当に技を行ったのでは、相手に攻撃する事すら出来ず、闘いに有利な生き物のハズなのに、ある程度武術を会得した人間にさえ負けてしまうという事態を引き起こしかねないのである。そこで、まぁおそらく全部の学校に採用はされているとは思うが、人間の学校には無い(いや、俺がただ知らないだけなのかもしれないが…。)戦闘授業という特殊な授業が存在する。俺は、父親から直伝の強力な接近戦闘を教え込まれたので、一般の学生のピカチュウよりも接近戦を仕掛け、本来のタイプとは異なるタイプの技ばかりを行う、クラスでも異例の生徒となっていた。クラスで一目置かれる存在であったが、同じく俺と同じ、やたら接近技を仕掛けるというクラスメートがもう一匹存在していた。


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