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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

386適当:2013/01/17(木) 06:14:26 ID:myYBVV8w
Day11

俺は、眠りの世界から現実の世界へと目を覚ました。不思議と今日の目覚めは、監禁されて以来ではなかなか調子の良いものだった。理由は、起きた直後に、昨日練りに練った(実際は、途中で卑猥な作戦を使おうと考えた事もあったワケだが…)作戦が蘇(よみがえ)って来たので、寝起きながらも、俺はありえない興奮をしていた。

「よし、昨日の作戦でいけば、絶対に負けない。」

“だが、俺の作戦は、俺がアイツより速く動かなければ、実行に移す事は出来ない。”素速く動く事には自信があったが、昨日練った作戦を確実に成功させる為に、俺は、食事ルームへと向かい、朝食を取り、中央へ戻って、自分自身を鍛え始めた。

モグ モグ…
ゴク…ゴク…
カチャ…
スタ スタ スタ…
スゥ…
「たぁ!!」
シュッ
「たぁ!!はぁ!!たぁ!!たぁ!!」
シュッ シュッ シュッ シュッ

俺が行っていたのは、自分の持てる瞬発力を極限まで高めるトレーニングであった。電光石火と高速移動を同時に使うという非常にハードなトレーニングである。どちらも相手が見切りにくい、更に先制攻撃へシフトチェンジ出来る優れた技だ。だが、それが出来るのは普通の“自分より速さが無い”相手のみである。“相手は、あのサンダースだ。アイツは速い、いとも簡単に技が避けられてしまう。更には、サンダースが通常出来ない高度なアクロバティックを使ってくる…。油断しては、勝つ事は出来ない!!”俺は、更にトレーニングを続けた。すると、偶然か必然かはわからない不思議な現象が起こり始めた。

シュッ シュッ
「たぁ!!たぁ!!」
シ…
「しまった!!遅れ…」
バヒュン
「たはぁ!?な…何だ…これは!!」

“今、一瞬何が起きたんだ!?電光石火+高速移動のタイミングがズレたら、自分の体が空中を…。”俺の体に起きた不思議な現象とは、本来同時に行うハズの二つの技の発動がずれてしまった事により、突然、自分の体が一直線に低空飛行をするというものだった。“今の…もう一回出来ないか?”俺は、偶然に起きたと思われる不思議な現象にすがるように、もう一度先程と同じ失敗を試みた。


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