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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
380
:
適当
:2013/01/17(木) 05:45:45 ID:myYBVV8w
シュン…
「ふぅ…。」
フーン…
ポタッ ポタッ
グッ グッ
「そうか、アイツのが顔にかかってしまったんだな。」
俺は、【雷神】のステージから抜け出し、元の真っ白な部屋へと姿を戻した。【雷神】の間の番人との闘いでの疲れからか、ついため息のような、なんとも言えない息を吐いてしまっていた。息を吐いた直後、俺はもう疲れていて、更には精も使っていたので興奮はしなかったが、彼女が放った、雌独特の個性的な雄を誘惑する匂いが、俺のすぐ近くから感じられた。普段通りならば、ここで興奮して自分のモノを勢いよくそり立てたかもしれない。だが、何度も言うように、俺は既に体力も消費し、精力も尽きてしまった。故に、興奮を呼び起こす原因があっても、興奮なんかしないのである。同じ事を二度と言って何が言いたかったかと言うと、ダメージをあれだけ受けた後に、あんなに激しい前戯をするとかなり疲れるという事だ。彼女が、快感の限度に達して噴射(だ)してしまった透明な液体が、顔を濡らしている事に気づき、独り言を呟いて刀をその場に置き、俺はシャワールームへと歩を進めた。
スタ スタ スタ…
スル スル…
パサッ
スタ スタ
キュッ
ジャアアア…
ピチャン ピチャン
「ふぅ…。よし、これ位だな。」
お湯をただ出しただけでは、とても体に浴びせられる温度では無かったので、俺は手でお湯を触りながら、水を出して温度調節を行い、自分で自分へ合図を送り、体を洗い始めた。
ヌッ…
パチャ パチャ
ゴシ ゴシ…
「ふぅ…。終わったな。ひとまず綺麗にはなったが…。」
チラッ
「さて、どうしようか…。浸かるか浸からないか…。」
俺は体を洗い終えると、温度調節を行ったお湯を出しっぱなしにして、空の浴槽を見つめ考え始めた。“考えるまでもないな。部屋に帰って来た時から、ため息ばかりついている…。”俺は、数分前の記憶を思い出し、現在の自分の状態から、即、判断する事が出来たので、お湯を出しっぱなしにしたシャワーを手に取り、空の浴槽へお湯をため始めた。
ジャアアア…
パシッ…
スー
ピタッ
ジャアアア…
キュッ
チャプン チャプン
お湯で空になった浴槽を十分に満たしたので、俺は自分の体を浴槽へと入れた。
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