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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

379適当:2013/01/17(木) 05:40:08 ID:myYBVV8w
「そうだな。確かに、君は“僕”の方が似合ってる感じがする。声質といい、姿といい。」
「あはっ、物分かり良くて助かるよ。“ぴかちゅうくぅ〜ん。”」
「変な声を出すな。気持ち悪い。さて、俺はもう帰らせてもらうぞ?いいよな?」
「うん、いいよ。ちょっと待ってね。」
ゴソッ…カチ
「はい、オッケー。どうぞ、帰るなり残るなり好きにすれば?」

“後者は全くない。いても意味がない。早く風呂に入りたいからな。”俺が【雷神】の間の番人へ相槌を行うと、彼女は俺へ感謝し彼女の声質とはかけ離れた、甘えるような声で俺の種族名を故意に呼び出した。俺は、“なかなかどうして…。”と思っていたが、“ほめると調子に乗るな”と考え、彼女へ辛辣(しんらつ)な言葉を吐き、要求を出した。彼女は、俺の要求を聞き入れ、軍服の右ポケットに前足を忍ばせ、中にあるであろう、俺を元いた部屋に戻せないようにしたスイッチを押し、俺へ合図混じりの自由な選択肢をぶつけてき。俺は、彼女に“一つの選択肢しか選ばない”とばかりに言い放った。

「帰る。当然だ。」
「あはは。だよね。じゃ、また明日。明日は“もぉ〜ちょっと”頑張って欲しいなぁ〜。」
「ああ、そのつもりだ。」
スクッ パシッ
スタ スタ スタ…
カチャ
ピッ
「覚悟しとけよ?明日は、必ず君を負かしてやるからな?」
「あはっ、あはははは!!気合入ってるね。じゃあ、さようなら。バイバイ、ピカチュウ君。」

“何が、バイバイだ。なめやがって…。”【雷神】の間の番人は、俺からの返答を聞いて、ほんの少しさびし気な表情を浮かべるも、すぐに元のいたずら気に微笑むという彼女らしい笑みを向けて、俺を再び挑発してきた。俺は、彼女の挑発には乗らず、一言だけ言い放ち、刀とスーツを回収し、彼女へ指を差して、確実でない、自信からしか出て来ない勝利宣言を行った。彼女は、俺が格好をつけて勝利宣言を行った事がおもしろく感じたのか、大声で笑って俺に別れのあいさつを言った。俺は彼女の笑顔を見るも、その前の彼女の挑発する言葉が気に入らなかったので、彼女には微笑み返さず、彼女に負けた悔しさを胸に抱きながら、腕時計についているリタイアボタンを押し、【雷神】のステージから姿を消した。


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