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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

368適当:2013/01/17(木) 04:39:29 ID:myYBVV8w
「お腹、あるいは、背中がついたら負け。」
「随分と変なルールだな。これじゃあ、死闘でもなんでもない。」
「あはは。でも聞いて。僕は、あまり君を傷つけたくないんだ。」
「傷つけたくない…か。」
「うん。ね?いいでしょ?お願い!!ピカチュウ君!!」
パン
パチッ

【雷神】の間の番人は、自分が言い出したルールを押し通す為に、前足を合わせて、片目をつむって俺へ懇願して来た。“なんか、コイツ可愛いな。俺にとってもいい条件だし、迷う余地はない。”俺は、彼女の条件を呑むと返答した。

「あっはっは。そこまでされちゃあ、断るに断れないなぁ〜。」
「ホントに!?」
「ああ。」
「ありがとう、ピカチュウ君。ルールは、これだけ。僕が負けたらバッチをあげるよ。その代わり…」
「その代わり?」

俺が、【雷神】の間の番人へ肯定の意を伝えると、【雷神】の間の番人は、俺へ感謝の意を伝え、俺へ勝利報酬の取り引きを申し込んで来た。俺は、彼女へ訊き返すと、彼女は何かを企むような怪しい笑みを浮かべて、俺へ言い放った。

「ふふふ…。僕が勝ったら、君は僕の言う事を“なんでも”聞いてね。」
「ふっ、わかった。まぁ、負けないがな。」
「あはは。言ったね?じゃあ、始めるよぉ〜。」
「ああ、来い。」

“負けるワケがない。お前は、ルール1で自分で自爆したようなものだ!!しかも、ミサイル針も禁止したからな。お前が、勝てる要素は0(ゼロ)だ!!”俺は、【雷神】の間の番人の条件を呑みつつも、自信に満ちた笑みを向けて、彼女へ勝利を宣告した。彼女は、先程と同じ笑み強めて、俺へ合図を送った。俺が、彼女へ了解の意を伝えると、彼女は軍服の右ポケットに前足を忍ばせた。彼女が前足を忍ばせた数分後、恒例の戦闘開始の合図が鳴り響いた。


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