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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

364適当:2013/01/17(木) 04:13:28 ID:myYBVV8w
「へぇ〜。す…すごい…。初めて聞いた…。」
「あっはっは。君こそ知らなかったんだな?ちなみに、これも驚くかもしれないが、俺は普通の技でやる所を特性で持っている。俺の特性は“充電”だ。君が、電気技を使えば使う程スタミナが回復し…。」
「すっご〜い!!めずらしいね。さっ、ルールの続きを説明するよぉ〜。」
「は…はぁ!?少しは、俺の話を聞けぇ!!」

“何だコイツは、随分とあっさりし過ぎじゃないか!!くそ…なんか、こっちのペースが崩されてしまう…。”【雷神】の間の番人は、俺の返答を聞いて初めは驚いていたが、俺の返答をまるで無かった事にするように流し、俺へ呼びかけた。俺は、彼女があまりにも予想外な反応を見たので、彼女に逆に驚かされ、彼女へ要求してしまっていた。だが…というよりは案の定、彼女は俺の要求を無視して話し出した。

「ううん、ダメ。続けるよ?」
「くそ…。ああ、頼む。」
「その2、武器やアイテムは“一切”使っちゃダメぇ〜!!」
ピシッ

“ぶ…武器を使うなだとぉ!?こ…コイツ、何を言っている!?”【雷神】の間の番人は、その場に座り込み、言い放った後前足で禁止を示す“×”印を作って俺へ勢いをつけて提示した。俺は、彼女の発言を聞いて、“不公平だ!!”とばかりに言い返した。

「は…はぁ!?ちょっと待ってくれ!!ふざけるな!!」
「え?どうして?」
「だって、俺はまだ40レベル台しか無いんだぞ?君は、50レベル台だろう!!」
「だから?」

“だ…だから…って…。はぁ…。”俺は、自分の質問が【雷神】の番人に、“愚問である”とばかりに返答されたので、心の中でやるせない思いを抱き、ため息をつくも、彼女へ“どこまでが許容範囲なのか”という事を訊ねた。

「君…。ま、まさかと思うが当然刀も…。」
「うん、ダメだよ。立派な“武器”だからね。」
「……。断ると言ったら、どうなるんだ?」
「僕も使うよ。って言っても…これ投げられちゃったら、お終いだけどねぇ〜。」

“は?使われたら、俺が負けてしまう武器?”俺は、【雷神】の間の番人が得意気に返答して来た様に、目を向けつつ、彼女へおもむろに訊ねた。


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