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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

362適当:2013/01/17(木) 04:00:38 ID:myYBVV8w
“あんな可愛いサンダースがいたなんて…。”俺が、後ろに立つ対戦相手を見て、そう思う事に無理はなかった。なぜなら、イーブイ進化系のクラスメートを見る事が出来るのは、成獣(人間でいう20歳以上になる事)をむかえた、大学からであったからだ。俺はクラスメートでは、雄の体の大きなサンダースしか見た事が無かったので、“こんな小さなサンダースも存在(いる)んだな…。”と無意識の内にそう感じていた。彼女は、雌なので体が小さいのはあたり前の事であったが、初めて見る光景に、俺は驚きを隠せないでいた。俺が驚いたままの表情を保ち、何も言い返せないでいると、【雷神】の間の番人が、輝いた笑顔を向けて訊ねて来た。

「………。」
シーン
「あはは。ピカチュウ君、もしかして緊張してる?」
「え?」
「あれ?君、もう4匹も倒したんだよ?まだ、緊張するの?」

“緊張はしていないがな。”【雷神】の間の番人の質問に対し、俺は即、否定の意を示し、無言を貫いた理由を告げた。

「いや、そうじゃない。君みたいな、小さくて可愛いサンダースを見たのは初めてだからな。」
「あはっ、ありがとう。君は、とってもカッコイイよ。」
「カ…カッコイイ!?」
「うん。ピカチュウって普通は男の子でも“クリクリ”っとしたお目めで可愛くみえるけど、君はなんだか違う。目が“キリッ”としてて…。僕、こんなカッコイイピカチュウを見たのは初めてだなぁ〜。」

“うお!?コイツは、俺の魅力に気づい…。イカンイカン!!ここで照れたら、相手の思うつぼだ!!油断するな!!誘って来るつもりかもしれないんだ!!”俺は、【雷神】の間の番人からほめちぎられて、嬉しくてはしゃぎつつ、また、照れも感じるも、自分に強く言い聞かせ、照れを隠すように、彼女へ小さく呟くように感謝の意を伝えた。

「そ…それは、どうも。」
「あはは。照れてるでしょ?」
「は?」
「顔に、書いてあるよ。“ほめられて照れてま〜す”って。」

“コイツ、言わせておけば…。”俺は、【雷神】の間の番人にいたずら気に微笑まれ、自分の心の核心をつくような質問を訊ねられた。彼女は、挑発しているつもりでは無かったであろうが、彼女の発言を挑発とみなし、俺は彼女へ愛想をふりまく事もせず、彼女の質問に対し否定した。


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