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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

360適当:2013/01/17(木) 03:47:07 ID:myYBVV8w
スタ スタ スタ…
ピタッ
チラッ
「業火、達成、雷神、達成、闇、達成、達成、伝説、幻想…。ふっ、後5つか。いや、第一段階は、あと2つ…。もう少しだ。」

“本当によくここまで来れたな。こんなにクリア出来るとは、思わなかった…。”俺は、9つの扉に示されていた文字を左から順番に目に入れ、読み上げて小さく笑みをこぼし、ほんの僅(わず)かだけ自分自身をほめたたえ、自分自身を鼓舞した。自分自身を心の中でほめたたえ、また自分が秘めていた力に、少し驚きつつも、【雷神】と示された扉へ目を向け、少女との約束を暗唱した。

チラッ…
“フィアとの最後の約束。雷神という扉にいるサンという名前のサンダースは、友達だから優しくしろ…か。”
スッ…ピトッ
“ふっ、いいだろう。サンダースには、電気技なんて使えないが、あちらも使えない。サンダースは接近戦闘がニガテだからな。優しく、ノックアウトへ追い込んでやるか。”

“だが、こんな調子でいいのだろうか。あのエーフィと闘った時は、自分が接近に弱いという事を利用して、俺に接近させ催眠術をかけた。サンダースも…サンってヤツもこれ位わかっているんじゃないのか?”俺は、あごに手を添えて、目的の扉の向こうの相手へ“勝つのは余裕だ”と思いつつも、すぐに懸念が俺の頭の中に押し寄せて来たので、自分の自信に疑問を抱き始めた。“まぁ、大丈夫だ。四足は基本接近がニガテ。サンダースは、足が速いから俺が逃げる事はほぼ無理だろう。だが、俺にはPIAに認められた接近戦闘とこの刀…。八紋刀、スサノオがある。負けはしない。体力値もあまり無いハズ…。”俺は、冷静に相手の特徴を分析し、対抗策が思いついたので、自分の立てた作戦が上手く行くとも限らないにもかかわらず、作戦が成功したようにほくそ笑み、姿の見えない目的の扉の番人に向かって言い放った。

「ふっ、所詮は雌。体力も技術も知れてる。悪いが、一発で決めさせてもらう。こっちは、一生が掛かっているんでな。」

俺は、姿の見えない目的の扉の番人に向かって勝利宣言を行った後、【雷神】という文字が示された扉へ歩を進め、【雷神】のステージへ足を踏み入れた。


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