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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

354適当:2013/01/17(木) 03:21:45 ID:myYBVV8w
俺は、どこか自慢気に話した、“さわりだけ体験した”と話した彼に、少しばかりの怒りの感情が芽生え始めていたが、ウソをついた彼に制裁を加える事よりも、彼が話した内容に出て来た、料理の味が気になったので、「その4つはどんな味がするんだ?」と訊ねた。すると彼は、「パエリアは、魚貝料理。後は、頼んでみてからのお楽しみ。ほら、今言っちゃうとつまんないだろ?だから、俺は“あ・え・て”言わないんだよ。」とどこか楽しげに、俺を含むスペイン料理の事なんか全く無知の二匹へと言い放った。もう一方の彼もそうであったとは思うが、俺は彼の答えを聞いて、“やっぱり、さっき言っていた事はまるっきりのウソだな。店から出たら、コイツをぶんなぐってやろう。”と静かに殺意に近い怒りの感情を抱きつつも、彼の話す内容からは、味の検討もつかないので、“どんな料理が出てくるんだろう”と不意にも胸を踊らせ、謎に包まれた、メインのパエリアを含む3つのスープの注文を行った。数分して、注文した料理が、俺を含む3匹が座るテーブルへと運ばれた。俺ともう一匹のスペイン料理に関して無知だった者達は、運ばれた料理へと目をやると、赤色に染まったスープが入った器、若干黄色に近いスープが入った器、黄色の中に唐辛子がのっていたスープが入った器…そして、彼が唯一どんな料理か教えてくれた、パエリアという名前を持つ、黄色く染まった米の上に、エビやら、貝やら、イカやら、白身の魚やら、中には、魚貝類ではない黒い小さな実まで乗せられていた料理が並んでいた。スペイン料理は、わからなかったが、イタリア料理に関しては、そこそこ知識があった為か、黒い実がオリーブという名前を持つ木の実だと言う事は、熟知していた。3つの謎のスープからは、それぞれ個性を強調するかのように、別々の匂いを放っていた。赤く染まったスープからは、それぞれ個性を強調するかのように、別々の匂いを放っていた。


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