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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

337適当:2013/01/01(火) 18:25:08 ID:5FhSUy8c
「ふふふ。わかりました。随分と変わった、おしっこの仕方ですね。」
「そ…そうだろう?め…雌は皆こうやって放尿(す)るんだ。」
「大胆ですね。」
「そうだ…な。君は、雄だから出来ないな。」
「そうですねぇ〜。お腹にかかっちゃいますもんねぇ〜。というか、そんなやり方、俺が雌でもやりたくありませんよ。」

“うわ…。これは、また責めてくるパターンだな…。”レオが、どこか楽しげに自分に返答してくる様子を見計らって、ソルは彼へ返事を返さず、汚れた部分を前足で急いで洗い流し、話題の転換を計る。

パシャパシャ
ゴシゴシ…
「ふぅ〜。さて、邪悪な蛮犬共もいなくなったし、レオ、着いて来い。今からが、2つ目の目的だ。」
「ふふん。はい、どこまで〜も着いて行きますよ。師・匠。」
ジロッ
「なんださっきからニヤニヤして…。気持ち悪いから止めろ。“かまいたち”をぶつけるぞ?」
「あはは、ごめんなさい。いやぁ〜、師匠が可愛く感じましてねぇ〜。」
スタスタ…
「ふん、バカ弟子が。こっちだ。」

レオは、ソルが焦って、この場を切り抜けようとしていた魂胆を見抜いていた為か、彼女の失態については触れずとも、表情で“やっちゃいましたね”と訴えかけるような邪悪な笑みを、彼女へ向けていた。彼女は、初めは彼をにらみつけ、彼に脅しを混(ま)じえて、邪悪な笑みをやめるように言い放ったが、彼は一向にやめなかった。しかし、彼女は二度目の発言はせず、本来の目的を優先し、彼の前に立ち、再び目的の場所へ道案内を始めるのであった。


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