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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

335適当:2013/01/01(火) 18:16:36 ID:5FhSUy8c
メラメラ メラ…
「はぁぁぁぁぁぁ!!」
『は!!』
チラッ
「こ…この赤いオーラは…。まさか!!」
「くたばれぇぇぇぇ!!大斬波!!」
ブゥゥゥゥン…
シュバ シュバ
ビュン
『し…しまったぁぁぁぁ!!』
バシン バシン
『ぐわぁぁぁぁ!!』
ヒュッ…バチャ

ソルが力を溜めている様子を見た声の主の仲間達は、追いつめられた表情を浮かべて、言葉を漏らした。彼女は、赤い波紋を全身にまとった状態で、頭についている黒い鎌から、先程とは比べ物にならない大きさで、赤と白を織り交ぜた三日月状の光線を、目の前の二匹に放った。完全に隙を突かれた声の主の仲間達は、彼女の攻撃をまともに受けてしまい、跳ね飛ばされて、うつぶせ状態となって倒れた。その様子を見兼ねた声の主は、彼女の前に立ち、ほえ始める。

ザッ ザッ…
「グルルル…。ガァァァァァァァァ!!」
ビリビリ
「うっ…、く…くそ…。」
「殺してやる…。殺してやるぞぉぉぉぉ!!」
「黙れ。」
「貴様から死に…う…うわぁー!!な…何だコイツはぁぁぁ!!」

声の主は、気迫で彼女をひるませ、彼女へ殺意のある目線を更に強めて言い放った。その後に、彼女以外の声が、命令するように声を掛けて来たので、声の主は、声がする方へと目を向け、怒号を放とうとした。だが、声がする方へ目をやると、自分の何倍の気迫をまとった者が立っており、声の主は怒りの感情も忘れ、うろたえ始めた。声の主が、体を震わせる中、声の主に声を掛けた者は、口を開いた。

『聞こえなかったか。黙れと言ったんだ。この子犬めが。』
「ひっ…。」
『俺と戯(たわむ)れるか?弱き者よ…。弱者よ!!』
「ひぃぃぃ!!」
『わかったら、さっさと消えろ。俺とソルの前から…な!!』

声の主は、自分が裏切り者と吐き捨てた相手の変わりようを見て、恐怖で顔をひきつらせていた。この姿を見た者は、声の主だけではない。声の主の仲間が同様の反応を示しつつも、声の主に撤退を申し出る。


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