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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

308適当:2013/01/01(火) 15:32:33 ID:5FhSUy8c
「俺は、師匠に最後のお願いをした後、たどりついたのは、あの世の世界でした。花畑があって、間に川が流れている所です。」
「本当にあったのか…。」
「はい。川を渡ってしまうと、この世にはもう戻って来れなくなってしまいます。俺は渡ろうとしました。ですが、後ろから俺に殺されたグラエナ達に声をかけられたのです。」
「グラエナ達に?どうしてなんだ?」

ソルはレオの不可思議な発言を聞いて、おもむろに訊ねた。彼は、彼女にすぐに返答し、話を続ける。

「あはは。恥ずかしい話かもしれませんが、俺は早とちりをしてしまったのです。そこでグラエナ達に、“お〜い。お前、レオだよな?その川を渡る前に、閻魔大王様の所へ行って、天国へ行くか、地獄に落とされるか、転生するかを決められなくちゃならないんだぞ〜!!”って言われちゃいまして…。」
「もしかして君は、ルールを無視してすぐに天国の道へ行こうとしていたのか?」

ソルに意地悪気に訊ねられて、レオは苦笑して自分を嘲(あざけ)笑うように返答する。

「そうらしいです。この川は天国へ渡る者の道だって言われました。でも俺は、閻魔大王様の居場所がわかりません。なので、殺した相手に道案内をされてしまうという恥ずかしく、とても申し訳ない体験をしてしまいました。」
「君らしくないな。でも仕方がないな。わからなかったんだから。」
「わからないというのもおかしいですけどね。グラエナ達は、“あの世のルール”を知っていたワケですし…。」
「そうなのか?いや、ごめん。話を続けてくれ。」

ソルは、レオの返答を聞いて首を傾げて訊ねたが、本来自分が知りたい事とは違うと判断し、彼に話を続けるように要求した。彼は、彼女の要求に従っている訳ではなかったが、話を続ける。


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