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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

304適当:2013/01/01(火) 15:10:21 ID:5FhSUy8c
「違います。僕の話を最後まで聞いて下さい。今はわかりませんが、聞いていく内にわかると思います。」
「ふん。だったら続けろ。頭のおかしい蛮犬め。」
「頭…。はい、わかりました続けます。」

ソルは、彼に“今はわからない。後々(のちのち)わかる。”と言われ、彼に命令し、彼に辛辣(しんらつ)な言葉を吐いた。彼は、彼女の返答を聞いて苦い表情を浮かべ、すぐに真剣な表情に戻し、話を続ける。

「グラエナ達が再び僕達のなわばりに訪れた時、リーダー率いる僕を除く全員の雄達は、グラエナ達に一斉に飛びかかりました。ですが、結果は惨敗。僕以外の雄達は殺されてしまいました。」
「はぁ〜あ。もうたくさんだ。お前、頭が混乱してないか?“混乱”を治す木の実でも食べてこい。」
「僕は正常です。話を続けますよ?」
「はぁ…。勝手にしろ。」

“もう返すのは止めよう…。コイツに妄言、虚言を吐かせるだけ吐かせて帰ってもらえば済むことだ。”ソルは、彼の話を聞いて矛盾はおろか、“コイツは気が変だ。”と決めつけ、彼へこの場から立ち去るように指示を出した。彼は、彼女に言われた事には従わず、真剣な表情で彼女の発言を否定し、話を続ける。彼女は、呆れた表情を浮かべて彼の顔から目をそらし、夜空に浮かぶ一片も欠けていない月を見つめながら、彼の話へ耳を傾ける。

「リーダー達が殺されてしまった後、僕はグラエナ達に見つからないように、その場から逃げようとしました。ですが、運悪く発見されてしまい、リーダー達を殺したグラエナ達に性奴隷にされようとしていたのです。」
“同種族で雄同士交尾?コイツら…バカじゃないのか?”
「そこにアナタがやって来ました。」

ソルは、彼のとんでもない発言に対して冷静に否定する。

「はぁ…。やって来ていない。グラエナの気持ち悪い会になんか、飛び入り参加はした覚えはない。」
「だ・か・ら!!僕の話を最後まで聞いて下さいよ!!」
「ふん、バカが。妄言もたいがいにしろ。」

彼は、ソルに否定されると、彼女へ“こんな話をしようとしたんじゃない”とばかりに強く言い放ち、彼女へ自分の話が終わるまで何も言わずに黙って耳を傾けるように要求した。彼女は、彼に蔑(さけす)む目線を送り、彼へ辛辣(しんらつ)な言葉を言い放った。彼は、彼女の暴言を気にすることなく、話を続けた。


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