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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

303適当:2013/01/01(火) 15:01:09 ID:5FhSUy8c
「重要な事?」
「はい。確実に言えます。アナタも…聞いておいた方が良いかと思います。」
「ふん。随分と自信あり気だな?」
「自信というより、話さなくてはならないからですよ。」
「まぁ、待て。少し考える。」
「はい。どうしても嫌なら、話すのを止めて、アナタの前にはもう二度と現れません。」

“私に関する重要な事?聞くだけ聞いといてやるか。”彼の返事の後に、ソルはしばらく考え彼に告白の許可を与える。

「聞くだけならな。話したら即効で…立ち去れ。そして二度と私の前に現れるな。」
「はい。では、話します。」

ソルから許可をもらった彼は、大きく息を吸って吐き、彼女に向かって話し始める。

「僕の頭の中に残っている記憶です。僕は、群れの中の一員でした。リーダーがいるので、下っ端ってヤツです。その下っ端の僕は、勇気がなく臆病でした。」
「臆病なグラエナ?ふん、ウソだろう?私が言っても、来る程の“ずうずうしいヤツ”の間違いじゃないのか?」
「あはは…まいったな。いえいえ、とんでもありませんよ。」
「話は終わりか?」
「あっ、いえ続けますね。」

ソルは、彼の話を中断し、彼の発言を即座に否定して、彼へ辛辣(しんらつ)な言葉を話し掛けた。彼は、彼女に指摘されて苦笑を浮かべていたが、彼女から話しを続ける事を促されたので、彼は笑う事を止め、真剣な表情に戻し、話を続ける。

「リーダーが雌に襲ってくるグラエナ達を倒そうと提案しましたが、僕は勝てる自信も闘う勇気も無かったので、リーダーに真っ向して反対を出したんです。ですが、リーダーは僕の意見を受け入れずに、“闘う勇気が無いのなら、来なければいい。俺達は、グラエナ達を囲んで殺す。”と返して来たんです。」
「はぁ?何を言っているんださっきから。自分の仲間を殺すのか?」

ソルは、彼の話を再度中断し、彼へ矛盾点を指摘し、彼に嘲るような目線を送っていた。彼は、彼女の質問に対して、即座に否定する。


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