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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

280適当:2012/12/22(土) 00:24:11 ID:ciHwxcCE
【焼夷手榴弾 BARN GRANEDE。 使用方法は、引き金を引いて対象物に投げる。この手榴弾は引き金を引くと、衝撃が加わっただけで爆発してしまうので取り扱いには十分注意する事。】

“やっぱりそうだ!!やったぞ!!しかし…ただ投げるだけじゃ避(よ)けられるか、凍らされて無効化されてしまうな…。う〜ん、どうしようか…。”俺は説明書を読み終え、赤色の箱の中身が明らかになった事ではしゃいでいたが、すぐに懸念を抱き、その場に座り込み頭を悩ませていた。

スクッ…シャリン
「う〜ん、どうしようか…。何かいい方法は…。」
チラッ
「あっ!!そうか!!俺の着ているスーツは白。カモフラージュを使っての奇襲があるじゃないか!!しかも、この荒れた天気、さらには冷たい環境…。犬に近い生き物でも鼻は利かないハズ…。だが、俺はねずみだ。アイツの匂いは覚えている。アイツは、俺を探す事は出来ないが、俺はアイツを捜(さが)せる!!よし、これで行こう!!」

俺は自分なりの名案を思いつき、林の奥で一匹でに笑い声を上げ、赤色の箱の中身を取り出した。“同じグレーネードなんだから、引っ掛けられるフックがあるハズ。”俺は、赤色の箱の中身を細かく調べ、小さな鉤(かぎ)を見つけることが出来たので、小さな鉤(かぎ)を利用し、赤色の箱の中身を全て腰に引っさげ、その場を後にし、少女の姉の姿を探索し始めた。

カチャ
スクッ
スタ スタ スタ…
“しかし…アイツも雪にとけ込むような色をしているからな。匂いを察知出来ても、ハッキリといる場所が特定しずらいな…。”
スタ スタ スタ…
「くんくん…。これは…こっちの方か。」
スタスタスタ…ピタッ
「いた…。アイツだ。」

俺は少女の姉が放つ体臭を捜(さが)す為に、林の中を歩いていた。林の中を抜け外へと出た瞬間、嗅ぎ覚えのある匂いが俺の鼻を刺激し始めた。俺は、自分の鼻を刺激した匂いを頼りに歩を進めて行くと、数十m先に見覚えのある姿が目に入った。“まだ気づいてない…。よし、チャンスだな。”俺はホフク体制を取り、自分のいる場所とは全く異なる方向へ目を向けていた彼女へ、背後から襲いかかる準備を行い始めた。


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