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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

273適当:2012/12/21(金) 23:54:58 ID:MetLiZGE
キッ…
パチ…パチパチ…
キュウウン キュウウン
パチパチパチ…
キュウウン キュウウン
「う〜ん、さすがに凍り状態を無効するとなると大量の電気が必要か。それとも、抵抗がすごいのか?電気タイプが充電しても、電圧のオーバーで壊れないよ…」
キュウ… フッ…
「う…。あっ、止まったな。」

“やはり、そうみたいだな。ところで…これって何時間まで持つんだ?凍結を防ぐって事は、かなりのエネルギーを消費するんじゃないか?う〜ん、一体どれ位なんだろうか?”俺は、しばらく鳴り響いていた高温の機械音がやんだ事で、自らの推測を確信しつつも、新たな疑問を思い浮かべて、スーツをじっと眺めながら、再度考えあぐねていた。“説明書には、何も書かれていなかった。電気タイプで充電してもそこそこの時間が必要…。30分位か?氷タイプの氷は、氷点下の温度のハズだからな。マイナス30度とか50度とかその辺りだろう。0度のハズはない。その氷を溶かすには相当の熱が必要なハズ。とすると…やっぱりその位か。”俺は疑問に対しての推測を再度立てて、確信できる内容を折り混ぜ、三度(みたび)スーツの仕組みを確認し始めた。

キョロキョロ
カチャ パカッ…
カチャ パカッ…
「バッテリーパックらしき物はないな。あのスーツと同じ様に、これは物を入れるポケットだからな。」

スーツを隅々まで確認し、“これなのでは!!”と思う所を開けて確認したが、何も入っておらず、補助道具が入る位の大きさの空間が広がっていただけだった。“まぁいいか。もし仮に連続10分とか20分とかしか持たないなら、凍らされた瞬間にスイッチを押して溶かせばいいか。”俺は、スーツの仕組みを確認する作業と考える事をやめた。その代わり、万が一の事態に備えた使用法を思い浮かべて、その場で仰向けになり、手に入れたスーツを着たまま、眠りの世界へと旅立った。


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