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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

266適当:2012/12/21(金) 23:30:12 ID:MetLiZGE
「小僧喰らうがいい。」
パカッ…
シャン…スチャ
「くっ…イチかバチか刀で…。」
ピシュン
「何!?はやす…」
パシュウ ピキン
「がはぁ!!」

“な…何だ今の技は!?冷凍ビームよりも短く、速すぎる!!しかも…体力が一気に減り始めている!!何なんだこの技は!!”少女の姉は、口を小さく開けて真っ白い氷の弾丸を飛ばし俺の腹部へと命中させた。俺はあまりの速さに驚いてしまったので、攻撃が当たる場所をずらすことが出来ずに攻撃を受けてしまい、あまりの激痛に襲われてその場にうずくまっていた。彼女は、俺が苦痛の表情を浮かべている様子を見て、勝利の笑みを浮かべて俺へ言い放った。

「あはははは!!どうだ、私の“絶対零度・スナイパー型”の味は?」
「うぐぐ…、す…スナイパー…だと?」
「おっと、喋っているヒマなんてない。お前に受けた傷を消さなければな。」
スッ…
「空気よ。凍れ。」
フゥゥゥゥ…ピキン ピキン

“あ…あれは…。見たことがある。あれは、霰(あられ)じゃないのか!?”俺は激痛に耐えながらも、彼女が上を向いて口から冷気を放っていた様子を眺めていた。数秒後、彼女の頭上から氷の塊が出現し、彼女へと降り注ぎ始めた。

パラ パラ パラ
ピタ ピタ ピタ
シュウウウ…
「いいぞ。体が癒されていく…。」

“き…傷が消えている!?やっぱりそうだったのか!!コイツは雪原地帯にいるだけでは、体力は回復出来ない。自分の周囲に霰(あられ)がないと、体力を回復出来ないんだ。今の俺には勝ち目はない。コイツは怒っている。せっかく手に入れたこのスーツも取り上げられるかもしれない。逃げるんだ…何とか隙を突いて…。”少女の姉は、頭上に出現させた氷の塊を体に受けて、目を閉じてわずかに心地の良い表情を浮かべていた。俺は彼女が氷の塊を受ける度に、彼女の口元の傷やほほの傷が消えていく様を見やりつつも、彼女に気づかれないように片手に雪を握りしめて、激痛に耐えつつも彼女へ話しかけた。


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