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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

253適当:2012/12/21(金) 22:31:52 ID:MetLiZGE
“氷タイプらしく冷静沈着、相手に対して冷たいという事か。”少女の姉は俺の言葉をさえぎり、逆説を用いて俺へ言い放ち、俺を威嚇するように睨みつけた。俺は彼女の意見を受け入れ、少し口元を緩ませて彼女へ承諾を出した。

「ふっ、そのつもりだ。君の言う通り、フィアを助けた事と君との勝負は関係がない。君に恩を売るつもりで助けたんじゃない。俺が勝手に罪悪感を感じ、勝手に助けたんだからな。」
「ふふっ、まだ“ヘラヘラ”しているようね。じゃあ、言わせてもらうわ。“小僧”全力でかかって来い。フィアを倒したからって、私に勝てると思うなよ?」

“相変わらず冷たいな。”俺は愛想笑いにも見えない笑いを行って辛辣な言葉を放って来た少女の姉を見て、彼女の性格を再度認識し、彼女の言葉とほぼ同じ意味の言葉を言い放った。

「こちらこそよろしく。グレイシアの“お嬢さん”。」
「言い返しだわ。じゃあ、行くわよ?幸い肝はすわっているようね。寒いステージだから早めに終わらせるわよ?いい?」
「お気遣いどうも。じゃあ、始めてくれ。」

“確かにコイツの言うとおり、このステージは気温が低く寒い。早く体を動かして、体温を上げなければ、闘うどころの話じゃないからな。”俺は少女の姉の意見に賛同し、彼女へ返事と感謝の言葉を返すと、数秒後に開始の合図が聞こえ始めた。


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