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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

211適当:2012/11/23(金) 14:13:07 ID:z4YPwsi.
“それも、そうだな。俺は動いていないから、食べなくてもいいな。”俺は、少女に告げられて腕時計を見ると【7:00】となっていた。“そろそろではないだれうか?”俺は推測し鼻を動かすと、自分の予想通りに、食事ルームの方から匂いが漂って来ていた。俺は、少女を誘導し食事ルームへと歩を進めると、食事を盛りつけてある皿には、ビーフシチューと思われる物と、サラダと青い飲み物が置かれていた。“どうしてだ?フィアの話によると、監視しているなら傷も何も負っている事を知っているハズ…。それなのに、この体力を回復させようとする魂胆は一体何なんだ?まさか…、フィアの裏切りを承知しているのか?いや…そんなハズは…。”俺が食事のメニューに関して不審感を抱いていると、彼女は待ちきれなかったのか食事を摂り始めていた。“どうする?フィアにあの青い飲み物を与えるか?それとも…。”俺が更に思考を続けていた矢先、彼女が驚くべき行動を取り始めた。

カチャ…スクッ
パク
モグモグモグ
ゴックン
カチャ…パシッ
ゴク…
「あ!!」
「え?どうかした?」
「いや…。何でも…ない。気にせず食べてくれ。」
「ふ〜ん、わかった。」

“しまった!!飲ませてしまった!!頼む…どうか、どうか毒だけは入っていないでくれ!!俺は、少女が食事を進めていく様子を心配そうな表情を浮かべて見守っていると、彼女は奇妙な行動わ取り始めた。彼女は、なぜだかそれぞれの皿に盛りつけられた物を半分だけ残すという行為を行っていた。俺は、彼女が特に苦しみ出す様子も無かったので、安心しつつも首を傾げて彼女へ訊ねた。

「君、どうして半分だけ残しているんだ?俺に気を遣っているのか?」
「うん。」
「だったら、遣わなくていい。全部食べろ。君は昼食を抜いているのだからな。」
「ダメだよぉ〜。お兄ちゃんも食べなきゃ〜。」
「君は昼食を抜いているんだぞ!?だから君が食べ…。」
「あっ、それとも変な事考えてる?私と“間接キッス”するからっ…て。」

“間接キスだと!?キ…今フィアに従えば…。はっ!!イカンイカン!!何を考えているんだ俺は!!だが…せっかくわざわざ俺に気を遣ってくれたんだ。その考え抜きで食べるか。そうしよう。”俺は少女の指示を従って残りの食事を平らげ、食器を置くと、彼女がいたずら気に微笑み俺へ訊ねて来た。


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