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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

210適当:2012/11/23(金) 14:09:13 ID:z4YPwsi.
「実験体か…。ありがとう。これで謎は解けたな。」
「え?もういいの?」
「喋りすぎると、君まで命が危ない。俺は、君を殺す為にここへ来たんじゃない。治療とする為に連れて来たんだからな。君からの情報は、単なるオマケだ。

「ふ〜ん、じゃあもういい?」
「ああ。もうこれ以上喋るな。君を“裏切り者”としたくないから。」

俺が少女へ情報の暴露を抑止するように呼びかけると、彼女は耳を動かして、俺の発言のある言葉に関して、不安気な表情を浮かべて独り言をつぶやき始めた。

「そうなんだ…。私ってもう裏切っちゃったんだね…。みんなを…。」
「は?いや、それはわからないだろう?たかが、これだけで裏切りとは思えないんだが…。」
「ううん、ショーンおじいさんが言ってた。“あのピカチュウ君なかなかの腕前じゃぞ?って。」

“は?なぜ別の部屋の情報がわかるんだ?って事は…まさか!!俺は、少女の発言に不審感を抱き彼女へおもむろに訊ねた。

「待て!!君は、俺の闘った様子をどこまで聞いている?」
「う〜ん、シャーズを倒してフィを倒したって所まで。」
「なんだって!?これじゃあ、まるで…まるで俺の闘い方が筒抜けじゃないか!!」
「え?そうなるの?」

“コイツ鈍感だな…。って事は、この部屋も…まさか監視されている!?”俺は半ば呆れ始めたがすぐに強くなり、少女へおもむろに訊ねた。

「そのおじいさんからは他の事を聞いたが?」
「そうだね。部屋にいる間は、刀を振ったりして頑張ってるって。」
ガクッ
「はぁ〜。何てこった…。全部…見られていたなんて…。」

俺が少女の返答を聞いて、その場で膝をついて頭を抱えて落胆し始めると、彼女は俺を気を遣ってか、俺に激励の言葉を掛けた。

「くすっ、元気出してピカチュウのお・に・いちゃん。」
「ああ、そうだな。もういい。当然だ。“実験体”にされているワケだからな。」
「はぁ…、自由気ままでいいな君は。」
「だって、しょうがないじゃん。私、オボンの実のジュース飲んだだけで、お昼ご飯食べて無いんだし。」


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