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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
198
:
適当
:2012/11/23(金) 12:48:02 ID:z4YPwsi.
Day7
俺は目を覚まし、いつもと全く変わらぬ光景を一瞬目に入れ起き上がり、用意された食事を摂って昨日と同じ、【若葉】と示された扉へ歩を進めた。
俺が【若葉】のステージへと足を踏み入れると、昨日と同様に反対側の扉から少女がやって来て、俺へ笑顔を向け軽く会釈をしある言葉だけを強調するかのように言い放った。
「おはよう、“ピッカチュウ〜”のお・に・いさん。」
“なぜ、俺の種族名だけ、変な言い方をしたんだ?何か…気分が悪いな。”少女の発見に疑問と少女の嫌悪感を抱き始めた俺は、彼女へおもむろに訪ねた。
「なぜ、そこだけこんな言い方をするんだ?」
「だって、お兄さん弱いんだもん。」
「弱い?」
「くすす、そうだよぉ〜。私に訊かなくても自分でわかっているでしょ?」
“確かに。だが、そんなにハッキリ言わなくてもいいじゃないか…。それは、自分の心の中でだけで言ってくれ。”俺は、少女の返答を聞いて少し気分が沈んでしまったので、彼女へ“自分に気を遣って欲しい”と懇願した。
「はぁ…。朝から、君はヒドイな。君はもしかして見た目とは違って、空気も読めない“サゲマン”なのか?“もう少し”気を遣って欲しいな。」
「あはは。お兄さんは“もう少し”頑張って欲しいなぁ〜。あれ?ひょっとして私無理させるような事言っちゃった?だったら、ごめ〜ん。謝るからゆるしてね?てへ。」
ペロ
“コイツ言わせておけば!!”俺は、少女から嘲け笑うように言われ、謝罪され、前言撤回すると言わんばかりの態度を見せつけられたが、彼女の挑発には乗らず、彼女を睨みつけて静かに言い放った。
「今日は勝たせてもらう。減らず口もここまでだ。」
「あはは、そうだと嬉しい〜。私の技をちゃんと見切ってよ?」
「見切るも何も、今日で君とは“オサラバ”だ。」
「くすっ、じゃあいっくよ〜。」
“絶対に勝たなければ!!”四足が二足に接近戦闘で勝てるワケがない。だから、催眠に頼ったり遠距離攻撃に頼らなければならないんだからな。”俺は少女へ言い返した後に彼女の合図を受け、少女を睨みつけたまま思考を張り巡らせた。数秒後、恒例の戦闘開始の合図が俺の耳へと入り始めた。
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